ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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エンディングが特に良かった。
エンディングに対して賛否両論あるみたいだけど、
最近のしょーもない浮気ドラマとは違って、
最後の頷きあいには。。。
良い意味でのため息がてた。
もっかい見にいこ。
素晴らしいミュージカル映画
前評判通り、とても素晴らしかった。まずオープニングの映像は本当にすごく、音楽とマッチしていて、感動した。歌やダンスもこれぞミュージカル映画という出来映えで見応えがあった。さらに演出がとてもよく、『セッション』も見たがこの監督はセンスがあると感じた。
音楽が素敵だった
適度なミュージカル感が良かった。最初の時点でもう一回見たいと思いながら見てたけど最後がせつなかったのでもう一度観に行くかは迷うところ。心踊る系のミュージカルは純粋なハッピーエンドがよかったな。
歌もダンスも映像も素敵で、映画を観てる間、本当に夢の中にいるような...
歌もダンスも映像も素敵で、映画を観てる間、本当に夢の中にいるような感覚でした
エマの衣装もしぐさも可愛くて、カメラワークもときめいて、もう一度観たいと思った作品(^^)
ふたりでダンスしてるシーン
なんども繰り返し観たくなる!
ラストは切ない余韻もこの映画の雰囲気にぴっまりでとても良い余韻でした。
音楽が夢を見せてくれる
ミュージカルパートとか、夢を追う人間の熱い気持ちとか、ぐっとくる要素に溢れてるのに、恋愛パートが在り来たりでメソメソしていて好きになれなかった…。序盤は最高なのに中盤でテンションが下がり、良かったはずの終盤もどうでもよくなっちゃってた。
オープニングの、渋滞の車から飛び出して愉快に歌い踊るシーンなんて、スタンディングオベーションしたくなる位素晴らしかった。酔っ払ってるか大麻でもキメてるのかって位ゴキゲンでカラフルなミュージカル。夢の国にようこそって感じで、最高なの。
なのに、だんだんと様子がおかしい。衝動的に惹かれあい、またすぐにすれ違い出すミアとセブ。すぐ別れるカップルの典型だ。カップルの愚かで在り来たりな痴話喧嘩を聞かされ、心が冷める。秀逸なカメラワークも鮮やかなセットもカッコいい音楽も、台無し。メソメソ言い争いをするくらいなら、せめてニーマンとフレッチャーのように罵りあって欲しい。全然違う映画になっちゃうけど。
ミアが「夢を追う人間をバカにすんな」の歌を歌ったシーンは好き。
5年後、そこにはヨリを戻したミアとセブが…とはならず、ミアの「こうだったらよかったのにな」回想が始まる。めちゃめちゃセンチメンタル。ここは秀逸だと思った。虚しい願望を鮮やかで綺麗なミュージカルで描かれて、側頭部を殴られたような気持ちになる。中盤でテンションが下がってなかったら殴られたショックでもっと盛り上がれたと思う。
この二人は出会って正解だったし別れて正解だったんだろうなと思う。喧嘩のシーンで「失敗してる俺に同情していただけ」ってセリフはある意味正しくて、世間に踏みつけられながらも夢を諦めきれない姿にお互い自分の姿を重ねてたんだろうなと思う。いざ夢が叶ってしまったら、四六時中いっしょにいる事は無理で、でもそれは嫌で、もっと安定感のある平凡な相手に落ち着いた。(ミアの夫がどんな人間かは推測だけど、元カレと雰囲気が似てたので、無難でそこそこ裕福な紳士なんだろうなと思う。)
セッションと対比して観ると、夢を軸に、憎しみ合う二人が同じ舞台に立つ展開と、想い合う二人が舞台を分かつのと、両極端だなぁと思った。
足の引っ張り合いの末互いにとんでもなく嫌悪を抱いてようが音楽が素晴らしかったらその瞬間だけは最高で二人は一つになれるし、深く共感し応援し合ったところで、けっきょく他人は他人。
二人の人間が強く心を通わせようがそれは束の間だけど、音楽や演劇は人を夢の中に連れて行ってくれる。
ダークカラーで地獄のようなセッションが終盤はアツい夢で終わり、優しくて煌びやかなララランドが夢から覚めて悲しく微笑み合うので終わるなんて、凄いギャップ。
whiplash と比較すると
監督の前作と比較すると、映像もストーリーも、というかほぼ全てにおいて上回ってると思う。ワンカットのダンスシーン、本当に素晴らしい。話題性に全然負けてない。
ただし、観る者の脳髄にガツンと響かせるシビれという一点においてWhiplash は本作より圧倒的に優れていると感じた。
たったこの一点のためだけで、僕は本作よりWhiplash の方が好きだ。
あと、J.K.シモンズの起用の仕方がとてももったいない!あんな端役で使うなんて!
画面に出てきた時、物凄く期待しちゃったじゃないか!笑
時間経過と共に劣化する脚本
音楽、ダンス、各俳優の演技、その演出・・・総じて水準以上の素晴らしい映画でした。
ただ、ありがちなのですが脚本がいまいち。正直、佳作止まりです。
ストーリーの転機を「〜years later」と時間経過に依存している部分が見え隠れします。鑑賞者はそこで想像しろよ、と。
しかし想像を働かす為の適切な伏線も張ってないし無論、その回収も大してしてないもんだから物語の妙味に欠け、なんだか薄っぺらいストーリーになってしまった感があります。素人の私でもなんとなく想像ついちゃうんです。
特に最後の5年後なんてひどいもので、この脚本で言いたかったのは「時の流れと共に、人の心なんていくらでも変わっていくもんだ。その時々を頑張って自分を利することを最優先しときゃいいよ。」といってる様な気がしてなりません。
アメリカ人の大多数はこんなんに共感できるんか、とちょっと残念に思いました。いや、日本人もたくさんいたか(笑)。
希望を叶えた2人の切ないラストシーンに胸が熱くなる・・・
ミュージカルでしかもラブロマンス。はっきり言ってアクションかドキュメンタリーしか興味の無いおっさんにはあまりにもピント外れな選択をしてしまった感があった。アカデミー賞大本命の宣伝文句につられまあ、どんなものかと軽く暇つぶしに見に行った。冒頭渋滞のシーンから突如踊り出す強烈で鮮やかなダンスシーンで、おっさんは一気にこの映画にのめり込んでしまった。そこには爽快でいて甘く、わくわくしているそして、次々と踊り、歌うシーンに完全に夢中になっている自分がいた。後半、女優を目指すミア(エマ・ストーン)が自分の才能が無い事を恋人セブ(ライアン・ゴズリング)にぶちまけるシーンはなぜか涙が止まらなかった。JAZZを追いかける一人の男と、女優を目指す一人の女。ふとした瞬間に出会い、そして2人はそれぞれに自分の夢を叶える事が出来た。なのに最後のシーンの悲しさはなんという無常さなのか・・・・派手なダンスシーンや、熱きパッションを感じるJAZAミュージック、ストーリーの確かな内容。すべてを満喫できる本当に素晴らしい映画だ。おっさんの恋心をも揺さぶる本作品を見て何も感じない人がいたら本当に悲しい人だ!!
タイトルに騙された
タイトル見てハッピーな映画だと思ってた。
LAってロスのことなんだね。
現実のLAと夢のLA LAND
夢を追って得るものと失うもの
あの時追わなければ手に入っていたかもしれない幸せ
最後のセブの(もしかしたら二人の)壮大なタラレバ妄想にジーン…
これで終わってたら成功した女と引きずられる男で終わっちゃうけど、
幕引き直前の二人のアイコンタクトとセブのセリフ「1、2、3…」
で救われました。
セブもちゃんと前に進もうとしてる。
ミュージカル映画はヒュー・ジャックマンのレミゼから2本目ですが、
LALALANDは新世代というか、
ミュージカル退屈派だった僕から言うと、最近のミュージカル映画はとっても楽しいです。
冒頭、高速道路上で繰り広げるほぼワンカットの歌と踊りは、それだけでも見る価値あるかと思います。
がっつり引き込まれました。
ララランドとは
映画館で観て良かった。
初っ端から、高速道路でのド派手なミュージカルシーンで一気に引き込まれた。
ミアとセブの、最悪な出会いから恋にという王道展開も、素敵だなぁと思いながら観た。
そしてミアが母との電話で将来について心配されてるあたりから雲行きが…ミアの挫折は涙が出た。
だけど、五年後のシーン。やっぱりミュージカル!最後はやっぱりオールハッピーエンドなんだね、と思いながら観てたら、裏切られた。
ミアの隣に違う人がいることがなかなか飲み込めず、「ん?誰これ、、あ、親戚か。姉婿かな?で今から夫のセブの演奏を見にいくのね。…いや、マネージャー?こうやって驚かせといて、夫はセブでしたってオチでしょ?…え、あれ?何でミア驚いてるの?あ、そっかここで再会して待ってたよってなって再び恋が始まるのかな。え、あれ?」
とひたすら困惑。
そして最後の妄想走馬灯。
やられました。
てっきりララランドって、人生は素晴らしい的な、おとぎ話のような奇跡に満ちているとか、そういうわかりやすい意味だと思ってた。
けど、あの走馬灯のシーン。こうだったら良かったのにねっていう想い。もしもの話。
この切ない気持ち、たらればを指してるんだね。
ララランドはロスで華やかな夢を見ている人だけでなく、誰にでも共感しうるものなんだ。
見終わった直後は、完全なハッピーエンドではなかったことが寂しくて寂しくて、自分の中でどう評価するか迷ってた。そういう爽快なラストだったら5点をつけたかもしれない。
けどこのラストだからこそ、観た後深く色々考えることになったのかも。
ブルーレイ出たら買ってしまうと思います。
良かった♪
ミュージカル調の映画って、ちょっと恥ずかしくなっちゃうんだけど、オープ二ングから、ワクワクドキドキな予感満載で一気に惹き寄せられました!
歌に、音楽に、踊りに、本当に素敵で、え?元からピアノ弾けたんじゃないの?的な、エマ・ストーンって歌手さん?的な素晴らしさ!!
ただ、ここまで頑張った二人ならハッピーエンド希望だったなぁー!大人切ないラブストーリーで、え??夢叶ってから5年でママ?しかもセレブ的な?てか、その子いくつ?ということは、あれから1-2年で他の人と結婚?ってとこが、若干残念、、女って^^;って感じでしたー
"君の名は。"現象再び。みんな映画をふわっとしか観ないんだなー。
(あらすじ)
売れない(時代遅れの)ジャズピアニスト:セバスチャン(ライアン・ゴズリング)と、売れない女優ミア(エマ・ストーン)が互いの才能に惹かれ、恋に落ちる。
セバスチャンは夢(に必要なお金)の為に不本意な仕事をし、ミアは何度もオーディションに落ち続け、決死の覚悟で行った一人芝居も失敗する。一度は別れを決心して自宅に帰ったミアだったが、そこに素晴らしいニュースを持ったセバスチャンが現れる。
日本公開前に観ました。
冒頭、実際のハイウェイで撮影をしたシーンを含む冒頭10分と、ラスト辺りの10分以外は、往年のハリウッドミュージカルの劣化版(学芸会の方がもっと上手いですよ)&どこかで使い古された鈍くさいドラマ劇で、なんとなくお洒落な格好した、今が旬の主人公二人が、なんとなくロマンティックで、なんとなく切ない感じのラブストーリーを演じる。
そんな"なんとなく"感が大好きな日本人にはうってつけだと思います。
ふわっと観るぶんには、いいんじゃないでしょうか。
でも一つ、一つ、観ていくと、
1)チャゼル監督が業界をあまり知らないんじゃないか?説。
→ ミアは売れない女優で、オーディションに落ちまくっている。で、一発注目されたいっつって、一人芝居をやる。
プロモーション、ポスターだけでしょ(笑)?
なぜ売れない女優の一人芝居に、映画制作陣がこぞってくると思うんだろう。
で、結果誰も来なかった!もう女優止める!って、一回で決めちゃう。???
2)監督に恋愛経験があまりないんじゃないか?問題。
→
最悪の出逢いから、最高の再会。
ええ、少女漫画のセオリーですね。ラノベなんかでもあります。
二人がらぶらぶな感じなのはまぁいいです。
けど、セバスチャンがお金の為に、売れてるバンドのキーボードやりはじめたら「貴方のやりたい音楽はそれ?」とか言ってキレ出すミア。
ていうか、今まで音楽まともに聞いてこなかったミアが急に通ぶって、ただ単に売れてるミュージシャン=大衆音楽=悪。
って語り出すとこがびっくりだし(新しいジャズに対する偏見が見える&お金ないとセバスチャンの夢叶わないよ???)、この一旦別れさせるために用意されたつまんない痴話喧嘩が、観てて本当に恥ずかしかった。
冒頭は良かったのに、この二人のシーンになるとダルダルになるのは、基本この幼稚な痴話喧嘩くらいしか、イベントがないからです。
監督、あんまり恋愛経験ないんじゃないですか?
そうそう、この出逢いからの一旦の別れへの流れ、「クリード チャンプを継ぐ男」と全く同じでびびりました。
そして、たいしたイベントがないまま、クライマックス突中してーの、まさかの妄想落ち。
いやー、妄想するしかないですよね-。
だって監督、ちゃんとした恋愛したことないんだから。
今までの監督の恋愛って、こんな妄想だったんだろうなー。
とか、勝手に思ってすみません!
てかタイトルからして、妄想の世界って言ってるんですけどね。
あと監督って、恋愛映画もあんまり観たことないのでは?
だって、○年後って飛ばした箇所が、恋愛映画では最も重要になるんですもん!
3)それこそ有名なミュージカルを研究して、それ風に作っただけであって、そこに"ミュージカル愛"が全くないこと。
→
ええ、分かってますよ。"ロシュフォールの恋人たち"とか、"雨に唄えば" とか"ニューヨーク・ニューヨーク"とかでしょ?
ええ、分かってますよ。研究しはったんでしょ?
けれど、二人のダンスシーン、見るに堪えないですよ。
なんで長回しで撮るんですか?下手さが目立つじゃないですか!
特に難易度の高い、ボウルルーム。
ゴズさんの動き、ナイジェル・リスゴー(アメリカン・ダンスアイドル審査員&エグゼクティブ・プロデューサー)だったらぼろくそにけなすレベルだよ(笑)
酷い。
全体的にゴズさんのダンスは、雑。
下手というより、雑なんですよ。
下手でも丁寧に踊れば、味が出る。
往年のミュージカルスターへのリスペクトがあれば、こんな雑なダンスにはならない。
と、ダンスをやっていた人間になら、直ぐに分かります。
てかもうね、往年のなんちゃらオマージュでノスタルジックが止まらなくする作戦には飽きました!
あと、エマ・ストーン。こんなにエレガントって言葉からほど遠い女優さんもいないでしょう?
本当はエマ・ワトソンが演じる予定だったようですね。
あと、監督ご本人はジャズ愛に溢れているようだけれども、(監督の意見としては違うと仰っていたが)古いジャズがサイコーという偏見がエピソードから感じられること。
などなどが、本作を居心地の悪い映画にしていると思う。
てか、その居心地の悪さを感じない方達は、映画もたいして好きでもないし、ミュージカルも、ジャズも知らないし、好きじゃないんでしょう。
ラブストーリー(サクセスストーリー?)としても、ミュージカルとしても、惹かれるものが何もなかったです。
だけど!
本作で一点だけ、素晴らしいと思うところがあります。
そこは、『夢を追う素晴らしさ』
ではなく、
『夢を掴む為には犠牲にしなくちゃいけないこともあるさ』
でもなく、
自分を信じて支えてくれる、相棒の存在なんですよ。
時に自分を天才だと思い、時に自分に才能がなく全く価値がない人間に思える。
夢を追ってる人は、日々そんな自分と戦っているんです。
人が見る夢、儚いって聖子ちゃんも唄ってましたよね?
夢、見失いそうなんですよ。
だからこそ近くで「おまえすげーな」って言ってくれる相棒の存在は貴重で、そんな相棒との出会いこそが奇跡なんです。
彼氏とか彼女とか愛とか恋とかより、それこそが奇跡なんだよ!と、声を大にして言いたい。
けど人間は、そんな自分を支えてくれた、優しい人こそ裏切るんですよね。ってマキャヴェッリさんも言ってました。
ラストはほろ苦さより、そんな人間の悲しい性を感じましたね。
チャゼル監督、分かんない恋愛ものにしないで、友情ものにしたら良かったんですよ。
colorfulだった
うーん。
大絶賛ポイントがあまりわからなかった。
確かに、オープニングはよかった。
けど、歌い始めた瞬間に歌声をのせてる感じが
すぐに分かって、なんとなく冷めてしまった。
曲とか色合いとかは好きな感じだった。
途中も、なんか思うテンポではなく
のったりゆったりしてる感じ。
話の内容もいまいち盛り上がりポイントを
感じられず、エンディングの回想シーンは
何を伝えたいのか意味がよく分からず
ハッピーエンドはどの部分?な終わりでした。
ちゃんと歌っててくれた方が
ミュージカルっぽかったんじゃないかな。
期待が大きかった分、落差があったな。
ミュージカル?
確かにオープニングは「ミュージカル」でした。車の上に乗って踊るのはFAMEが感動的だったわけで、こちらはハイウェイなので現代版か!とミュージカルの幕開けを期待して見ていたわけです。
もしこれが舞台のミュージカルならプレビュ―で「…」となり早々に終わってしまうのでは?
映画だからこそミュージカルとして評価を得たわけです。
しかしやっぱりこれをミュージカル映画と呼んではいけないのではないでしょうか?
ゴズリンはピアノもダンスも素敵で指先まで気を使っていて素敵でしたが、
エマさんに関しては鍛えられてない体つきや手先が目についてしまいミュージカル?って思って冷めてしまいました。
全部流れて踊っていて「決め」がないからかな?
それからゴズリンがジャズから離れた時、怒るのだけれど、成功してから好きな音楽をしてもいいのでは?ジャズだけで生活できないのならと思ってしまい、またまたエマから気持ちが離れてしまいました。
アメリカはまだまだこのようなサクセスストーリーが受け入れられるのか…。
ミュージカルとしてもストレートとしてもなんかハンパ感が否めないなぁ。
周りの人にちゃんとした振り付けで踊らせたら良かったのか…。ミュージカルとしては弱すぎです。
ってかタップシュ―ズに履き替えたのにはびっくりです。
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