ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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エマストーンが可愛すぎる!
始めに歌から始まり、素晴らしい一体感!
登場人物達の服もそれぞれの色素、骨格、体格にあった色使いで本当にお洒落で可愛い物ばかり(^-^)ドレス欲しくなってしまいました。
ポスターにもなっている、ライアン・ゴズリングと、エマストーンのダンスのシーンはこちらも一緒に踊りたくなってしまうほど可愛くてリズミカル!タップダンスに魅入ってしまいました。
夢を追うか、叶わないと言っていつまで経っても赤ん坊のように泣くだけなのか。ライアン・ゴズリングの言葉は響きました。
最後は2人とも微笑みあって、お互いの人生を尊重していたところに胸打たれました。恋愛を通してどんどん大人になってそれぞれの道を進むかっこいい2人の物語。
サントラ欲しいし、DVDが出たら買いたいです!
心地良い違和感
冒頭のシーンの迫力は、ミュージカル映画初心者の私にとってはとても新鮮で、心がグッと掴まれた。
「こういう終わり方かぁ!」というのが終わった直後の感想だった。そして今、じわじわと満足感が押し寄せてきている。
2人が出会ってから同棲の始めまでは、夢への希望を抱き、2人でいることがなにより楽しいということが伝わってきた。そして人生山あり谷で、挫折や苦悩を経て2人は成功へと歩んでいく(ざっくり言うと)のだが、このベタな感じは最後の「もし」のラストで観客の心を揺さぶるためのものだったんだなぁと感じた。
もちろんミュージカル映画なので、2人の物語に沿って、序盤は明るく楽しい歌や踊りがふんだんに盛り込まれており、後半にかけて徐々に優しく切ない印象のそれに変わっていく。
今私は満足感と共に多少の違和感を感じている。恐らくこの違和感は、最後のシーンでの2人の笑顔の違いだろうと思っている。
超絶にロマンチック
ここ数年で一番の映画。
文句なしで5点満点。
この映画の素晴らしいといえる一番の理由が「旧新の融合」だと思う。
不思議とこの映画を見えている最中「昔の映画」を見ている感覚に浸れた。夢を追いかける二人の男女に恋愛を絡めたど定番なストーリ、そこに「斬新なカメラワークと美しい映像の数々」。映像がロマンチックで男性の僕でも惚れ惚れする連続だった。この旧新を上手く融合させる事がクリエイティブの世界では非常に難しい。音楽も映画も一緒だと思う。主人公セブも「電子音をかき鳴らす現代音楽」よりも、「昔ながらの生音のかっこよさ」をこよなく愛す音楽家。デイミアン・チャゼルは、自分の映画でこの「旧新の融合」をやってのけた。この映画に「昔ながらのソウルミュージックを新しい形に発展させてきた」ジョンレジェンドが出演している事も興奮する。
そして、主人公のセブがめちゃくちゃカッコいい。そしていい奴。男性が好きになる「理想の男性像」がとことん表現されている。
1.ミーアが「ジャズが好きではない」と言ったら、すぐにクラブへ連れて行き「ジャズの何処が素晴らしい音楽なのか一生懸命説明し「ミーアの顔が興味なさそう」にしているところ。
→ 男性って「女性が興味ない事」に対して、一生懸命説明したがる生き物
2.ミーアが最後のオーディションが終わったあと「私が受かったらどうする?」と聞くシーン。
→ 男性はここで「フランスに俺も一緒に行くよ!フランスでもジャズはできる!」とは言わない。そういう生き物。
3.ミーアが違う男性と結婚済み。子供もいる。というシーン
→ 上記2の発言をしたくせに「男性はしっかり待っている」そういう生き物
4.最後、ミーアが結婚相手のたまたまセブのお店で再開してしまうシーン。
→ ここで男性は「結婚したんだ!おめでとう!良かった!」みたいな発言はしない。
「セブズへようこそ」と言い、演奏を行い、最後は笑顔を向けてさっと立ち去る。男はそういう生き物。
上記4点の気持ちは、女性には分からないと思う。男性だからこそ分かる気持ち。
この映画は「男性」が見るべき映画の様な気がする。
結論「ベタなストーリーで昔の映画の様な雰囲気でありながら、斬新な新しさを融合している、男性向けの映画」である。
最近、本当に優れた映画が減ったと思う。「スターウォーズの続編、ハリーポッターの続編」的な映画が凌駕・売り上げの中心になっている昨今、「オリジナル映画で結果を出している」デイミアン・チャゼルは気鋭の新人だ。この天才が作り出す映画をリアルタイムで鑑賞できている幸せを実感したい。(ムーンライトのバリー・ジェンキンスもまだ30代、世代交代の時代ですね)
最後に…
最初の始まりから、ミュージカルの楽しさ。
体がリズムで動く。
テンポ良いストーリーと音楽に飽きることなく、すっと引きこまれた。
主演の2人ともダンス上手だなあと思いながら…。
最後がとても印象的だった。
2人それぞれの人生。
夢はかなっても、お互い寄り添うことはできなかったのか…。同じ街で、近くにいるのに。
最後のもしもの映像は、誰もが自分の人生に置きかえて想像することじゃないかな?もし、あの人と一緒の人生だったらって。
セブの店で、遠くから2人見つめあって頷くシーン。
愛はそこにまだあって、それでもそれぞれの今の生活があり、もとの場所へ戻って行く。
カサブランカのラストシーンのような…愛する2人の視線がとてもせつなかった。
映像も美しく、とても楽しめた映画だった。
このような映画は、家の小さなTV画面で見るのではなく、劇場で見るべき作品。
デミアンチャゼルは引き算の天才
日頃からよく妄想(空想)してる人が入り込みやすい映画だと思います。
なのでわたしには大ヒット。
ラストで一気に引き込まれ、映画鑑賞での号泣は久々。
二人とも成功してていいじゃない、だって映画だもん!
素敵な作品でした。
ラストが微妙で後味悪い
ポスターからしてハッピーなラブストーリー
なのかと思ってたら結局別々の人生。
しかも5年後再会した時の2人のテンションの低さ?
今までのストーリーって暗い過去なワケ?
あんなノリノリで踊って
盛り上がったのは何だったの?
5年の間、音信不通だったの?
セブは成功のきっかけをくれた恩人なのに…
薄っぺらい関係の二人。興ざめ。
そして冷静に考えると、ミアって軽薄だよね。
付き合って1ヶ月の彼を簡単に乗り換える、
食事の席を黙って飛び出す、ダブルブッキングが
分かっているのに連絡せずセブを待たせる。
女優になって1年程度で妊娠、玉の輿結婚?
んなトントン拍子にいくかっての。
キャリア浅いのに簡単に有名女優。
仕事に対する考えも中途半端。
もし、枕営業の末の結婚なら、そこも描写
しないと端折りすぎ。
とにかく、ラストが後味悪すぎで、主人公にも
呆れましたが良かった点
セブが、理想とは違うジャンルの音楽を演奏
している時の描写(笑)が度々出てきてツボ。
それから最初のほうのミュージカルシーン。
切ない映画
夢物語のようでいて、描かれているストーリーは、アメリカの業界あるあるなんだろう。
ミアの結婚相手はパトロンだろうか…
昔住んでたロスアンゼルスの懐かしい風景と相まって、切ない映画だった。
最低予告編賞に輝く傑作!!
すれ違いざまのキスを予告で見せられてきたので、このシーンまたやるんだなという雑念がついてしまった。
優しいJKシモンズとかその他諸々、ラストのあのシーンを中心にした予告編はセンスが悪すぎる。
生まれ変わったら何も知らない状態でこの映画を観たい
大人になる
子どものように夢を追いかけている女性と、愛と夢の両立のため大人になる男性。もどかしくもあるが、二人の道が分かれてしまったのは必然に思えてしまう。
最後のシーン。ここまでダイレクトにもう一つの人生を描くのはなかなか観た事が無くて、目を奪われた。そこまでの気持ちで、二人はずっと愛し合っていたんだろうなと思えた。別れた後も。
音楽の素晴らしさを、演出で色とりどりに仕立てていてまるでディズニーランドにいる気分になれます!
ワガママを言えば、ライアンゴズリングにも別の愛を見つけていてほしかったかなぁと、、泣 そこで、多少の減点にしちゃいます。
愚かな夢追い人に、乾杯を
TCXドルビー・アトモス上映で鑑賞。「セッション」のフレッチャー先生がちょこっと出ていたからではありませんが、良い意味でセッションの面影があちこちにあり、デミアン・チャゼル監督の作品であることを強く感じられて嬉しかった。
前作で文字通り血反吐を吐きながら夢を追いかける偏執的なジャズドラマーを描いたが、今回の二人の主人公は夢を実現するために恋を諦めるというある意味大人の選択をする。
ミュージカルの華麗さ、ダイナミックさと裏腹にしっとりとした展開に収束していくビターな夢追い人のお話。個人的にはほろ苦エンドは好きなので満足出来る読後感です。
私の 好き が 詰まった 映画 。
バックで流れてる曲や、切り返し、カメラワークがいちいち好きで、
観ている間必死にじっくりじっくりと
忘れないように観ていました。
ただ、内容はあまり好きじゃありませんでした。
サントラが本当に良いのでもう1回みたいのですが、
内容のせいで、もう1回とはならないですね…
ミュージカルは好きなのに、
HSMやヘアスプレーはしっくりこなかったのでなんでだろう…と思っていましたが、
レミゼラブルやLALALANDの様なミュージカルが好きなんだと、気づかされました。
はー、これだから
ブロードウェイの流れは最高に好き
だがハッピーエンドが好きなので
見た後のガッカリ感は現実をつきつけられ
残念でした。映画はフィクションであり、
バッドエンドなんて望んじゃいない。
ほんっと、男はいつも損な役回り
完成度が高い。
期待していた分、初めの方は単調なミュージカルと、ぐだぐだの恋愛に少し眠くなってしまった。
丘の上でエマ・ストーンとライアン・ゴズリングがタップダンスをしながら歌を歌うシーンは、歌詞と2人の関係性がマッチしてないために?の嵐だったが、映像としては純粋に美しく洗練されていた。
前半のぐだぐだはあったものの、エマとライアンが喧嘩してからはほどよい緊張感に一気に引き込まれて行った。
5年後に2人が再会するシーンでは2人の心が繋がった感じがして、これまでのモヤモヤした展開が一気に晴れた。
全体としては映像も音楽も綺麗で完成度の高い作品だった。
加えて、ライアン・ゴズリングの服がひたすらにかっこいい。
エマ・ストーンは特筆して美人なわけではないが、不思議な魅力があり、見ているうちに不思議と引き込まれてしまった。
ジャズっていうのがまた
たかが2、3本のミュージカル映画を観た私のようなものがレビューするのは恐れ多いですが、胸熱でした。
夢を追いかける2人をお互い支え合いお互いが選んだ人生で過ごす中でもしかしたらこっちの人生もあったかもしれない、なんてラストの数分グッと惹きつけられました。
映画は他と比較する必要はないと思っていて、これはまた素敵なミュージカル映画だと思います
映像が綺麗で色彩も華やかなので、映画として色彩の豊かな美しいものは、何度でも観たくなる映画の要素の1つではないかと思います。
機会があって2回観に行きましたが、あのシーンもう一度、なんて思うところがあったり、夢に挫折するのも傷付くのも必ず必要な事で、これは映画なので上手くいくだけ…なんて、
そんな現実的なことを考えるのではなく、
前向きに支え合い、歩いて行かなくては出会いもない、キッカケすらない、と私は感じました。
行動を起こさなければ、何もない
あの日セバスチャンが、言われた曲をまんまあのレストランで弾いていたらミアは出会わなかったしたまたまな偶然が呼ぶという理想のシチュエーションや、
憧れるものが詰まっている
挫折もしっかりとあったし良かったです。
クラクションから始まる出会いも、なんとなく匂わせながら
とても理想的な運命というか、
まさかあなたと?みたいなのが良かったです。
ミュージカル映画を勉強してまた観て観たいと思いました。
仕事と恋愛
全てが叶うことは難しいと思った映画でした。
夢を追い、仕事が成功すれば環境も変わる。
キャリアをお持ちの女性にはグッと来やすいと思いました。
よくある恋愛映画と違い、儚く現実的な映画でした。
今までのミュージカルではない
構図とか関係なしにキャストのどアップがとにかく印象に残る。アメリカ映画には珍しいエンディングだったのも印象的。但し「あれ?これあの映画と似たストーリーね」的な既視感はそれなりにあったな。話自体は悪くない。
人生讃歌
エマストーン可愛すぎやろ〜〜〜〜
しかし普段こういうのちゃんとしたミュージカルのやつしか観たことないから、ドシロウトが歌って踊ってるのへたくそで面白かった。(そこも人間味があって良いという趣向なんですかねえ)
終盤のジャズバー。一瞬の視線の絡み合い、音の一音一音で、言葉なんてなくても通じ合うこと、過去の悲しかったこと、後悔が全部報われて昇華した瞬間、またそれと同時に二人同時に思い描いていたあったかもしれない別の幸せな未来…という演出、悔しいけどちょっと泣けた。けど、個人的にはくどすぎやな〜。
お互い別の道で幸せを見つけた二人が微笑み合うラストシーンは良かった。あと、最初の方SEX AND THE CITYみたいで好き
勉強してもう一度観たい
バードマンとゾンビランドくらいでしか知らなかったエマストーンでしたが、こんなコミカルでキュートな演技もできる人なのか〜と、一気に彼女のファンに。彼女の魅力を知ることができただけでも観て良かったです。
ライアンゴズリングは「ブルーバレンタイン」や「ドライブ」の方が良いですね。でも「献身的に愛し、結果実らず」な役をやらせたらやっぱり素敵。哀しさや切なさを表現させたら右に出る役者さんは今他にいないんじゃないかな?
内容は、期待していたよりも響いてこなかったのですが、評論家の方たちの解説を読めばグッと面白ポイントが見えてくるタイプの作品だと思うので、いろいろチェックしてみたいです。
映画館で観てください!ドルビーアトモス推奨
予告編でも、どなたかが・・言ってるのですけど。。
大絶賛なのがよくわかります。
でも・・多分、受け付けない人もいると思うので。。
個人的には。。
※大人の恋愛映画が観たい
※きゅんきゅんときめきたい
※ジャズが大好き!!
※ミュージカルが大好き!!
※古き良き時代のハリウッド作品が好き!
こういった方にお勧めですね。
映画愛を凄く感じました。
古い演出法を新しく撮影しつつ・・新鮮さもいっぱい。
冒頭から・・めちゃくちゃ曲が良くて・・
観ながらスイングしちゃうような流れで・・
ジャズを熱く語るシーンなんかは。。もう、「うんうん!!」って感じになったりしつつ。。
出逢い~トキメキ~付き合い~波乱~そして・・
みたいな・・恋愛の流れを、素敵な楽曲と踊りでわくわく。
そして涙。。
この作品は、歴史に残るような名作だと思いました。
「レ・ミゼラブル」のような名作ミュージカルも大好きなのですけど。。
今作は、どちらかというとバズラーマン監督の「ムーランルージュ」を観た時の感覚に近いですね。
でも・・「ムーランルージュ」よりもアダルトテイストな感じがしました
そして・・なによりドルビーアトモスの実力を120%引き出したような音は素晴らしすぎます!!
映画を観に来てるのか・・コンサートに来てるのか??
それくらいに音響が素晴らしすぎます!!
ジャズの映画でもあるので・・トランペットやトロンボーンの音が、ほぼ生音のような再現度。
管楽器独特の奏者の微かな息遣いまで聞こえてきそうなほど。。
さらに、ピアノなどの鍵盤。。ウッドベースなどの弦楽器。
ドラムのシンバルの細かな音まで。。微妙なタッチの音を見事に再現してくれてます!!
映画と音楽。。最高品質で楽しめました!!
ワクワクも、感動の涙も・・同時に味わえます。
ラストのほろ苦さも。。だからこその良さを醸してます。
そうくるんだぁ
いきなりのフラッシュモブ的オープニングに戸惑いながら、曲が終わり、"プップー”というクラクションからカメラが引いてタイトル
規模の大きさとミュージカルで見せますという強いメッセージと素晴らしい曲、”そうくるんだぁ”と半笑いになり完全に引き込まれてしまいました。
そこからは、よくある恋愛映画と夢を追いかける物語だったのですが、演者の演技やセリフ、映像の美しさ、色々と仕掛けられた演出に飽きることなくラスト付近まで、最後は”そうくるんだぁ”とまたまたやられて、the endのタイトル。掴みもフィニッシュも上手く決められ、面白いと言うしかない、認めざるを得ない映画でした。
今までの名作の良いとこどりの様な、誰もが好きなお決まりの物語を”ベタ”にせず、そしてあえてミュージカル風に撮る監督の腕や才能に感心しました。
演技と歌のシーンの境界も違和感ないどころか上手ですし、曲もシーンも残ります。
思い出すと”あそこはあのシーンの為に・・・””あれは、ああだからこうなってんだ・・・”と何度も見てみたくなる感じも流石です。
この監督は、本当に映画や音楽が好きなんでしょうね
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