ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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なるほど、the映画です
観るものに寄り添う、優しい『けれん』
最近、観る側の解釈や想像力を試すような映画が多くて、頭の方が若干疲れ気味だったせいか、リフレッシュ効果がもの凄かったです。リラックスした状態で最初から最後まで夢心地のまま、ラ・ラ・ランドの世界に浸り切ることができました。
手ブラで無防備なまま(あまり分析的にならずに)、心ゆくまで楽しんじゃうのがいいのかな、と。
監督はラストに、そうそう、これが見たかった、とたぶん83パーセントぐらいの人が納得するであろう別バージョンまで用意してくれて、とことん鑑賞する側の気持ちに寄り添ってくれてるんだな、と嬉しくなりました。
けれん味豊かな作品はたくさんありますが、こんなに優しさを感じる『けれん』はなかなか無いですね。
音楽が…
しょっぱなの音楽だったか、、
え?これ、打ち込みじゃん!なんでそんなとこケチる?
そこから萎えてしまって、踊り、演出は素晴らしいけど、ミュージカル映画は音楽自体にグッと来ないと入り込めず…
チャゼル監督、音楽に対する熱い気持ちは痛いほど分かるんだけど、いかんせんセンスが…。「楽器が弾けない」コンプレックス、メロディーに対する感覚の無さがさらに露呈…(ジャズ屋さんって、メロディー感覚ない人多い…。「楽器を奏でる」と言うことを「メロディーで人の心の琴線を摑む」と言うより「楽器で最大限の自己表現、ないしはアンサンブルを奏でる」に重きを置いちゃってるから…)。
ただ、賞取りレースは制して、チャゼルさん本人としては「音楽コンプレックス」が解消されたでしょう。次回作は「音楽」を離れた映画製作かな、そっちに期待します♫
夢は叶えるもの。
夢はつまり、思い出のあとさき
ミュージカルだけども、現実と向き合う。
ミュージカル映画があまり好きではないですが、セッションのメガホンをとったチャゼル監督ということでとても楽しみにしていました。
結果は、期待以上。若者たちの夢と現実。ただ良かったで終わらせるのではなく、どうしようもない不条理を切ないメロディーに乗せて進めていく魅せ方に時がたつのを忘れてしまいました。
セッション同様、最後の数分間はスクリーンの向こうで見ているような感覚。見終わった後、もやっとするけれども穏やかな気持ちになりました。
音楽のセンスが合わず
50年代ハリウッド黄金期な雰囲気を現代のミュージカルに監督の前作同様ジャズを鳴らしてみたり。
R・ゴズリングの渋いスーツの着こなしにフィフティーズな感じは格好良かったがオスカーにノミネートされる理由が解らず彼の良さが演技的には薄れている本作。
E・ストーンを輝かせる為の相手役程度でR・ゴズリング好きには多少の消化不良が。
唐突に始まるミュージカルシーンからのタイトルに二人で浮いて宇宙の果てまで、ラストの出会ってから別れずにいたらの素敵なシーンと。
あれだけ映画全編、音楽が流れていながらこちらのテンションが上がることは無く終始冷静にポカーンと鑑賞してました。
「シング・ストリート」の体育館みたいなトコでのフィフティーズなライブシーンや「Mommy/マミー」での母親が息子の将来を想像するシーンのように音楽と場面展開でテンションが上がる素晴らしい素敵な気持ちにさせてはくれない。
物語は単純でお互いが夢を追い挫折し惹かれあって夢が成功し一緒にはなれない。
ソコにちょこちょことミュージカルを入れてくる。
映像の暗さにカメラワークのイチイチ動く感じのウザさにやはり楽曲の悪さ加減。
ミュージカル映画は基本的に興味は無いし好きなミュージカル映画はJ・ウォーターズの「ヘアスプレー」に「クライ・ベイビー」だし「セッション」も音楽が嫌いでドラムにジャズなら「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」だしこの監督は脚本が単純で物語が冷静に考えれば二作とも単純明快な感じ。
全体的な映像のLOOKは素晴らしいとは思うが単純過ぎる物語とセンスの無い音楽にハマれない。
2018/9/16......。
久々に鑑賞してみたら差し障りなく楽しめる作品ではあるなぁ!?と普通に面白い。
過大評価をされているとは思うけれど全体的に悪くないしまぁR・ゴズリングが出ていなかったらソウでもないのは否めない。
ちょっと期待はずれ
デート使用と三半規管には気をつけて
アナクロニズムの極致
泣ける!美しい映像と悲恋物語に酔いしれました!
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