ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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夢は叶えるもの。
夢はつまり、思い出のあとさき
ミュージカルだけども、現実と向き合う。
ミュージカル映画があまり好きではないですが、セッションのメガホンをとったチャゼル監督ということでとても楽しみにしていました。
結果は、期待以上。若者たちの夢と現実。ただ良かったで終わらせるのではなく、どうしようもない不条理を切ないメロディーに乗せて進めていく魅せ方に時がたつのを忘れてしまいました。
セッション同様、最後の数分間はスクリーンの向こうで見ているような感覚。見終わった後、もやっとするけれども穏やかな気持ちになりました。
音楽のセンスが合わず
50年代ハリウッド黄金期な雰囲気を現代のミュージカルに監督の前作同様ジャズを鳴らしてみたり。
R・ゴズリングの渋いスーツの着こなしにフィフティーズな感じは格好良かったがオスカーにノミネートされる理由が解らず彼の良さが演技的には薄れている本作。
E・ストーンを輝かせる為の相手役程度でR・ゴズリング好きには多少の消化不良が。
唐突に始まるミュージカルシーンからのタイトルに二人で浮いて宇宙の果てまで、ラストの出会ってから別れずにいたらの素敵なシーンと。
あれだけ映画全編、音楽が流れていながらこちらのテンションが上がることは無く終始冷静にポカーンと鑑賞してました。
「シング・ストリート」の体育館みたいなトコでのフィフティーズなライブシーンや「Mommy/マミー」での母親が息子の将来を想像するシーンのように音楽と場面展開でテンションが上がる素晴らしい素敵な気持ちにさせてはくれない。
物語は単純でお互いが夢を追い挫折し惹かれあって夢が成功し一緒にはなれない。
ソコにちょこちょことミュージカルを入れてくる。
映像の暗さにカメラワークのイチイチ動く感じのウザさにやはり楽曲の悪さ加減。
ミュージカル映画は基本的に興味は無いし好きなミュージカル映画はJ・ウォーターズの「ヘアスプレー」に「クライ・ベイビー」だし「セッション」も音楽が嫌いでドラムにジャズなら「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」だしこの監督は脚本が単純で物語が冷静に考えれば二作とも単純明快な感じ。
全体的な映像のLOOKは素晴らしいとは思うが単純過ぎる物語とセンスの無い音楽にハマれない。
2018/9/16......。
久々に鑑賞してみたら差し障りなく楽しめる作品ではあるなぁ!?と普通に面白い。
過大評価をされているとは思うけれど全体的に悪くないしまぁR・ゴズリングが出ていなかったらソウでもないのは否めない。
ちょっと期待はずれ
デート使用と三半規管には気をつけて
アナクロニズムの極致
泣ける!美しい映像と悲恋物語に酔いしれました!
これが大受けするハリウッド大丈夫か
ラブロマンスとしても切ない青春映画としてもミュージカル映画としても全てが中途半端でテンポも悪く、脚本が雑すぎて夢追い人としてのヒロインの内面的な魅力のリアリティ皆無、モブより少し可愛いだけの甘ったれ女にしか見えない描き方にクラクラした。全く良作とは思えない。
ミュージカルヲタやオールド・ハリウッド映画ファン向けのサービスを除けば、良いのは撮影と、男のジャズオタクっぷりのみ。これが大受けするハリウッド大丈夫なのかと思った。みんな疲れ果ててて、懐古趣味さえふりかけておけばとりあえず一緒に感動できる、的なとこに落ちちゃってるんじゃないか。リブートだらけの昨今の風潮含めて不安になるレベル。
星の1つは撮影と役者の頑張りに対するエールであって監督に対するものではない。なおこの映画が気に入らないことに関してミュージカル映画を知らない、的なことを言う人がいるが、ミュージカル映画も観てるし人間ドラマも恋愛映画も沢山みてますよ。見た上で、この脚本演出はないわーと思った。撮影はAプラス、音楽はAマイナスぐらい。
面白かったが…
夢心地
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