ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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久々のミュージカルでしたが
オープニングはなんか雑な感じが・・・・
もっと派手な感じで圧巻かなと思っていたので残念。
それ以降は控えめのミュージカルでこじんまりです。
しかし、おとぎ話的になるのは分かっていましたがあまりにも唐突で、ラストは安否が分かれるでしょう。
女は強し!・・・かな。
エマ・ストーンに尽きる
ハリウッドお得意の勧善懲悪の作品と違って基本的に悪意のある人間は登場しない。そう、つまりこの作品は、ハリウッドがもうひとつお得意の、能天気なラブストーリーなのだ。
いまどき女優になることが夢という単純な女性は滅多にいそうもないが、そういう稀有な典型をエマ・ストーンが底知れぬ女優魂で見事に演じている。この人は不思議な女優で、映画の序盤ではひどいブスに見えるのに、後半ではとても綺麗な女性に見える。同じエマでもどこまでも美人のエマ・ワトソンが演じたら、オーディションに落ちて絶望する様子にもやや真実味が欠けていただろうし、エマ・ストーンが演じるほどには感情移入できなかっただろう。
ハリウッド作品らしく、物語に深みはなく世界観も単純だ。主役の二人はそれぞれに変わっていくし、二人の関係性も変化していくが、世界そのものはまったく変化しない。平和で安定した世の中でのお手軽な青春物語で、それぞれの悩みの浅さは雨の日にできた水たまり程度だ。
それでも音楽と歌で楽しめるのは、語るように歌うヒロインのなじみやすい歌声と、豊かな表情の演技に尽きる。エマ・ストーンなしではこの映画は成立しなかっただろう。ウディ・アレン監督の「 Irrational Man」(邦題「教授のおかしな妄想殺人」)でも一風変わった嗜好の女子大生を好演していた。
難解な設定の役柄でも、力わざの演技で役柄の存在感を確立し、観客の感情移入を得る才能は、おそらく持って生まれたものだろう。豊かな表情は日頃の鍛錬の賜物であることが想像できる。
しばしば大写しになるエマ・ストーンの表情は喜怒哀楽がとてもはっきりしていて、なぜか愛らしい女性に思えてくる。エマ・ストーンに始まりエマ・ストーンに終わる映画だが、ヒロインが愛らしいと作品自体も愛らしく思えてくるのだ。こういう作品を作ることのできるデイミアン・チャゼル監督は不思議な才能の持ち主といっていいだろう。
たとえば小さな女の子が人形やぬいぐるみや宝石を自分の「たからもの」として大切にするように、他のひとから見るとガラクタに見えることもあるが、ある人にとっては「たからもの」となる、そういう映画である。
依存すること無き出会いと夢と挫折
LA LA LAND 思ったよりミュージカルって気がしませんでした。出会いに依存することがお互いなく、それでも好きになって夢や希望と挫折を経ていく、そこには迷いと選択の連続な世界を、贅沢な音楽とダンスで、まさかのうちに涙が出ました。手法は昔っぽいのに泣かされました。
予告編の映像でカラフルな衣装が象徴的ですが、それもラストまで変化を表しています。
サントラもけっこうな勢いで品切れでした。地元のお店でおさえました。
晴れた日にクルマで聴きたい気分が抑え切れそうにありません。バードマンのあの娘が、またもやボクを泣かせる作品に出るとはね。
お互いが最高の状態で出会うことの方が少ないと思います。アクシデントのように出会ってしまったふたりが、夢を持つふたりであった。夢を持つということは、挫折することも付いている。それでも夢を持つこと。その先に待つものとは?
スクリーンでご覧ください。
古き良きハリウッド
全体のテイストが、古き良きハリウッドを意識した感じになっていて、最近のハリウッド映画には、こうした本格ミュージカルものが無いので、そのあたりは逆に新鮮感がありました。
ただし、本格ミュージカルと言っても、過去の作品と比べると、ミュージカル度は低いです。
また、いくらミュージカルだとしてもストーリーがチープなので、深く感動を求めたりする映画ではないと思います。
ライトなミュージカル映画を軽く楽しむには、良いと思います。
良い感覚に浸れる作品に出会えて感謝します。
何から書いていいのやら。
ええと。。
こんな短期間で何回か見に行くことも初めてなので。。
個人的に熱量が凄いんですがw
まさか。ミュージカル映画がもともと苦手なのに
感情移入できて、登場人物主役の2人に恋をしてしまうとは。
言いようがないので、言葉足らずですが、、、
❶ミュージカルだからこそ、だけど音楽が良い。
❷音楽が良いからリズムに乗れる。すんなり歌うところも違和感ない
❸エマストーンの歌。ダンス。キュート。
ライアンゴズリングのピアノセンス。物憂げな表情。クール。
❹全編に渡る色彩。
❶監督の前作がジャズ学生の"狂った"先生との掛け合い、ジャズドラムの迫力を全面に感じたこともさる事ながら。
ここ数日はサントラばかり聴いていて。
曲を聴いていて、それぞれのシーンを思い出して目頭が熱くなる。
❷冒頭の"車上で、ハイウェイで踊る"ミュージカルシーン。ここから"夢の国でのお伽話"のスタート!
なんとエネルギーと夢が詰まった始まりなんだろうと、そこからもう釘付け。
2回目視聴でこのシーンだけでグッときました。
ミアとセブの公園での踊るシーン。
微妙な距離感から、感情が高まる感覚。
2人のダンス。黄昏時の空の色と相まって素敵シーン。
セブが1人で海辺で歌うシーンも、セブが弾くピアノジャズに乗せてミアが踊るシーン、city of starを2人で仲よさそうに歌うシーン(ここが好きです個人的)、とかとかとかもう素敵シーン満載なわけです。
❸エマストーンの声がまた良い!表情の豊かさ、キュートさ。
ラストあたりのオーディションのあの"歌"。ヤラレました。
アカデミー主演女優賞。エマストーンの映画だ!とよく聞きますが。
いや!!ライアンゴズリングの映画でもありますよもちろん。
ポーカーフェイスだけど、内に秘める熱い感情。ピアノを撮影のために三ヶ月の特訓であそこまで演奏できる力量。ミアを思う気持ち。ラストシーンの"夢の中のシーン"でのセブの表情の豊かさが全てを物語っていると、僕は思いました。
切ないよねぇ。泣けるじゃないの。
❹夜景。町の喧騒。ミアが働くスタジオの色彩。ドレスの色。
どれもこれもカラフルで楽しい。目を惹く。音楽だけでない芸術性を監督から感じました。
とまあ、簡潔ではありますが僕が惹きつけられた点をつらつらと。
とにかくともかく、もう3回は見てますがあと何回か見たい。
ララランドは死ぬまで持っていく一作品の一つになりました。
素晴らしい。
出会えて良かった。人生観を少しでも変えてくれる。
興奮と感動。愛、夢、希望。
見てない人は是非是非!是非!!劇場で!!!
拙い文章失礼しました。
最強で最高に面白い!ファンタジーでありリアリティーもある。せつない物語。
リアルなところは、とってもリアル。目線も声もセリフも。映像も外のシーンはダンサー達の顔にライトが当たってない所がなんとも。
夢の様な時間と感じる時や、夢を見ている時は、色鮮やかな世界で。
表現が素晴らしかった。
途中からせつなくて、もどかしくて、それがリアルで。最後涙…
そして、年齢的にもリアルタイム。。。
何を追いかけて、何を大切にするか。
難しい。
エマ・ストーンのコロコロ変わる表情が良い
ミュージカル映画なので突然歌い出すのはご愛嬌。
エマと比べてライアン・ゴズリングは大人し目だったが、それも良かった。
お話的には微妙な部分は有りつつも、楽しめた。
後半はちょっとダレるかもしれない。
エマはワトソンが好き
やっぱりミュージカルはホラー、ゲキシネ、山田洋次と同様に苦手なのです。
ファンの人らが誉めまくる高速のシーンで逆に思いきり冷めて、後がとにかく長いと感じてたのでした。
ラストも最悪じゃん
楽しくて美しい映画です
見事な仕上がりのミュージカル映画だと思う。劇団四季などのミュージカルはよく見に行くのだが、映画では舞台とは違って、カメラワークなど見せる演出が新鮮に感じられる。ストーリー展開に、歌とダンスがテンポよく入ってきて、最初から最後まで飽きさせない。冒頭の高速道路の渋滞のシーンに始まり、夕暮れ時に二人が急接近するタップダンスや埠頭で男が哀切に歌い上げるシーンなど、どれも素晴らしい見せ場になっている。歌とダンスが始まるとそこは美しいステージに変わってしまう。
ストーリーはある意味古典的な、夢を追いかける男女の愛情や葛藤を追ったものだが、思い通りに行かないことだらけなのが共感できる所だ。お互いを強く思いながら別れざるを得なかった二人がその後偶然再会し、得ることができなかった二人での幸福な生活を夢想するラストシーンは分かっていても泣けてしまう。ファンタジーである。
ミュージカル映画いいね
やっぱりミュージカル映画は、悲恋が似合うね、いやこれは悲恋と言うより大人の別れと再会かな、ラストシーンは良かったなー、帰ってからも暫く余韻に浸りました。
二人とも何らかの才能が有ったと言う設定で、後は運次第となっていたようですが、才能のない二人が努力して何かを掴むと言うバージョンも観たかったな。
良い映画でしたけど、何か物足りない、あ、いかんいかん若い時に観た「ウエストサイド・ストーリー」と比べているわ、これはこれで、良かったし比べるものでは無いな、「反省」
ストーリーはさておき素晴らしいOP
冒頭のハイウェイのシーンで鳥肌立ちました。文句なし、抜群のオープニングです。
あとはドレスやアクセサリー、小物の色(原色)がとても可愛く綺麗で、見ていて楽しめました。
行き届いておりました。
アイデア、演出、カメラアングル、タイミング、色彩、音楽…全てに行き届いてる気がして、まさに始まりから最後まで夢の中にいるようでした。
あまりの出来栄えにもしも、仮に、僕がこの映画を撮ったとしたら完成と同時に精神を磨耗して死んじゃうんじゃないかと思いました。
ライアンゴズリングはセクシーで哀愁があって完璧だったな。ストーリー展開は有りがちだけど、音楽やダンスがとてもドラマチックに見せてくれた。
ラストも僕好みで胸がグーっと締め付けらて、だけど前向きになれて、最高の気分。
セブズでの歩みたかった人生の演出なんて鳥肌立ちました。
ビター&スィート
最初は、ミュージカル調なので、話は薄くてやたらダンスとミュージックで展開していくのかな?と思っていたら、ストーリーも起承転結しっかりあり、目で楽しむだけでなく、内容も良かったです\(^o^)/
現代のハッピーエンドってこんな感じなのかな。とか思って新鮮でした。手垢のついたハッピーエンドは今の時代偽善っぽくて入り込めないけれど、実際の人生とか生活は、やはり苦くて情けなくてザラついたこと一杯ある。それが、才能溢れたピアニストやスタイルのいい美人でも…。
若くて一番輝いていた時期、一緒に過ごした愛した彼とのストーリー。
人生において一番愛したのは
今の幸せな家庭をもたらしてくれた旦那より、導いてくれた元彼だったのかもと思うと……>_<…泣けた~!
《セッション》も、レンタルで見たくなった!
夢を追う若者たち全てに贈る人生を考えさせられる映画
夢を叶えること
人生を成功させること
幸せな人生を送ること
全て類義する文章だけれど
人生の選択によって全てを手に入れることは
現実的に難しい
そんなことを伝えてくれる映画だった
既に2017年マイベスト出ちゃいました
目によし、耳によし、心によし。
ストーリー、映像、音楽、キャスティング、全てが素晴らしい!
久しぶりに引き込まれ、もう一度甘酸っぱい恋ができた気持ちになりました。ぜひカップルや夫婦で鑑賞していただきたいです。
何よりこの映画のすごいところは、この時代にハリウッドで「ミュージカル」の映画を作ったことであると感じました。
最初ラ・ラ・ランドがミュージカル映画と知ったとき(それ大丈夫か?)と思った方も多いでしょう。
正直「ミュージカル映画」はマーケティングすればするほど映画化にはリスクが伴うという結論に至るのではないでしょうか。
話の中で、主人公の二人が世間の評価に流されそうになりながらも、自分を貫いて道を切り開いていく姿に感動します。
同様に、監督が自分の表現したい世界をミュージカルで徹底して描き切り、結果大成功を収めた事実が、鑑賞後更に私を感動させるのでした。
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