ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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意外とよかった
制作発表を聞いてワクワクし、あれよあれよというまに年を代表する映画になって、いろいろ言われてるので観るのに出遅れた感があったけど、期待値あがってさがって結局観た感じはよかった。でも言う程か?ということことでプラマイゼロ。
レストランのスピーカーから流れるメロディ、駆け出すミア、オーディションの歌詞などグッとくるところはある。ありえたかもしれない走馬灯もいいけれど、その質がちょっと貧弱なのかな。
それよりなぜこれが受けるのかを考えてみたい。
とても年一の映画には思えないし、ハリウッド万歳的アピールはしてるけどそれほどオマージュになってるとも思えない。むしろジャックドゥミ的なものへの憧れとみるとジャックドゥミほどのインパクトは当然ない。結果的にうす〜く万歳してる感じか
やー
ミュージカル映画を初めて観ましたが感情の起伏が激しすぎてついていけず‥さっきまで楽しそうに踊っているかと思いきや急に暗いシーンになったり、とにかく感情移入が出来ませんでした。欧米文化の色が強く、庭付きプールでパーティをしたりあちこちでキスしたりととにかくわからなかったです!
欧米式のジョークはクスッときましたが
The fools who dream
夢を追う2人が出会います。
人生のifを考えるのは楽しい。その妄想は輝きに満ちている。成功した私。幸せな私。誰も傷ついていない世界。有り得た未来。
けれど誰もがわかっている。そんな未来は有り得ない。どんな道を辿っても、少なからず後悔はするものだ。誰もが何かしらの夢や、人や、憧れを捨てている。
時々どうしようもなく、そんなifに心焦がれてしまう。でもやり直せない私達は、今の自分を肯定するしかない。捨ててきたものの代わりに得られたものを信じて。
夢は何処に?
「映画好きなのに、まだ観ていないの?」と言われて、映画館に足を運びました。
最初のシーンは、いいですね。高速道路でしょうか、車何十台の中から一斉に若者が飛び出し歌い踊りだす。
これはいいかもと思ったのですが・・・。その後ストーリーは薄く在り来りで、
ダンスも歌も際立っていいとも感じなかった。
ラ・ラ・ランドと言う事で、ディズニ―映画を模写した様な場面もあり、独創性に欠けるかな―。
ライアン・ゴズリングが出演した映画何本か観たのですが、「ラースとその彼女」「ブルーバレンタイン」
「スーパー・チューズデ」も良かった多才な彼ですが、この映画では輝きを感じなかったのが、残念です。
ウエストサイドストーリーに衝撃を受け、レ・ミゼラブルで涙を流し、
アナと雪の女王で歌の素晴らしさと愛と楽しさを知った私です。
この映画の魅力を言えないのは私だけかなー。
過去の名作感
どうしてもこの映画の演出には少し時間を遡っているように感じさせるところがありました。
でもとにかくこういう映画のことを「素敵な映画」というんでしょう。
何かを選択し何かを諦めるという分岐点は誰しも人生の中であるものだと思います。
あの結末をハッピーエンドととるかバッドエンドととるか、そのいずれでもないとするかは観る人の価値観に任せるべきなんでしょうね。
しかし、愛と夢を描いたこの映画、どちらかを軽視して捉えた時点で本質からは離れてしまうのではないかと思っています。
エマ・ストーン圧倒的
冒頭からいいものを観れました!
Another day of sunがとても印象的で、観終わってからも頭の中で何度も繰り返し流れました。
ミアの最後のオーディションのシーンは一番印象的で鳥肌がたちました。
エマ・ストーンは綺麗で圧倒的な存在感で、ライアン・ゴズリングもカッコよく、J.Kシモンズの最後の笑顔のシーンは個人的にかなり好きなシーンでした。
タラレバに涙
セバスチャンもエマストーンも、そんなに美男美女とは思えなくて、この2人の恋愛もんなんて全く興味なかったんですが、エマストーン美しい~~~。そりゃ、主演女優賞もとるわ。
最後の10分。あんな泣けるタラレバは初めてです。あそこで涙腺崩壊しました。
選択肢
人生は選択肢の繰り返し…。
右に行くか、左に行くか?
どっちが正しいかは、別として、どっちもありなんだと思う。
多くの人は、「あの時、逆の方に行ったらどうなるのか?」を、いつも思っているはずでは?
普通は知ることができないのだが、この映画は、それを見せてくれた。
面白かった。結果は…。人によっては、ハッピーエンドだし、そうでないのかも?
全体はミュージカル的で面白かった。
ラストが
セッションが面白かったので、観に行きました。
うーん、途中で眠くなったし、ラストもなんじゃこりゃって感じでした。
主演のお二人は魅力的でしたが、アカデミー賞候補になるほどかなあ。
若いからこその痛み、なのかも知れませんが、私はアナザーストーリーのラストの方が好きです。
古典映画へのラブレター
色鮮やかなドレスを身に纏って踊るダンスシーン、どこか安っぽく感じる台詞回し、やけに古臭く感じる恋愛シーン。良くも悪くも今年のアカデミー賞を賑わせたこの作品って、こんなチャチなものなのか?しかし、映画を見終えてみると、それらが全て計算づくで行われていたことに気づかされる。技術の発達により無声映画からトーキー映画への変遷を描いた「アーティスト」に対し、「ラ・ラ・ランド」は現代技術を駆使して古典映画の世界に近づける。なるほど、これはデミアン・チャゼル監督が古典映画へ宛てたラブレターなのだ。
技術の発達によって、何でも表現できるようになった反面、作家性、芸術性の濃い作品は減ってしまった。もっと映画に芸術性を、もっと作家性を、そう思っていても観客のニーズが変わってくれば、過去の名作だって埋もれていってしまう。女優になりたいと言っているミアが「理由なき反抗」を見ていなかったり、気がつけば名画座が閉館しているさりげない演出も時代を感じさせる粋なスパイスとなる。一方の音楽家を目指すセブもジャズは死にかけていると言い、その灯火を消すまいと孤軍奮闘するが、世間のニーズとの間で苦悩する。
映画(や音楽)は今、新たな変遷期を迎えているのだと思う。作り手の伝えたい意思と、技術発達に伴った新しい表現を見せたいという試みが入り混じっている。古典的な映画は批評家にこそウケても、大ヒットには繋がらないケースが多い一方、アメコミ実写化やファンタジー映画はヒット飛ばしているが、次々と新しいものが登場して、飽和状態にある。恐らく、デミアン・チャゼルは死にかけている古典映画の灯火を消さない方法を模索し、本当に描きたいものは何なのかと本人を含めた若手の作り手たちに問いかけているのだろう。
タイトルの「ラ・ラ・ランド」が描かれる甘美なラストだって、CGの多様でもっと派手に、より鮮やかに演出できたはずだ。けれども、手作り感の溢れるその場面にはCGにはない温もりが感じられる。しかし、それは時代にマッチしないものなのか?芸術を追い求めることは難しいが、表現したいものがあるからこそ、夢老い人は各々の方法で生きていく。圧倒的なオープニングに対して、意外なほどしっとりと幕を閉じるこのラスト。どうか単なる懐古主義と思わないでもらいたい。
夢追う人生のリアルさ
始まり方から終わり方まで好きだった。思わず口ずさみたくなるような歌に、声だけでなく別の音も音楽にしている素晴らしさ。人と物とその時の事象をも含めて全てに一体感が出ている。他の映画では無いような画の切り取り方。映し方。また、夢を追う人たちの素直な葛藤が表れていて共感できた。関係性も切なくてリアル。最後までしっかり観て、一つに繋がる、前向きな映画だったと思う。自分も頑張ろう、人生濃く生きよう、そう思えた感動する作品だった。
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