「成功してほしくない…」ラ・ラ・ランド kkgさんの映画レビュー(感想・評価)
成功してほしくない…
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主人公の一人、セブに全く共感できず、、、。
何が《本気のミュージシャン》だよ、偉そうに。
本気なら、クリスマスソングだって、ポップスだって、本気で取り組みなさいよ。
クライアントを満足させつつ、自分なりの味を出すのが、プロってもんだろ!
好きな曲だけ弾きたいなら、それが許されるレベルまで売れなさい。新入りのバイトが「俺はこんな料理作りたくない」って、飲食店で言うか?
劇中でキースがセブに言っていた事が正しいよ。偉大なミュージシャン達は革命を起こした。彼らが好きならばこそ、彼らの《スタイル》に固執するべきじゃない。新しい音楽を模索することこそ、彼らの精神だろう。(その音が良いか悪いかはもちろん別だけど)
バンドで成功したことが、まるで「金のために魂を売った」みたいな扱いで胸糞が悪い。悪かったな、フュージョン好きで。ついでに、彼氏が売れて、嫉妬でヒステリー起こすミアもムカつくね。
どういう間違いで、セブが店を開けるまで成功したのか分からん。「大衆向けの低俗な音で金を稼いで、本当の音楽を聴かせる店を開いたぜ!」ってか?はいはい、おめでとさん。良かったね。
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