「映像演出って大切」ラ・ラ・ランド kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
映像演出って大切
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
以前にも1度動画配信サービスで鑑賞しましたが、デイミアン・チャゼル監督の最新作が上映されるということで久しぶりに見ました。以前鑑賞した時は、前評判でハードルを上げてしまい、自分としては「言うほどか?」というのが第一印象でした。また、自分としては監督の「セッション」で人間の狂気に中てられた人間だったので、物足りなさを感じたことを覚えています。
今回改めて鑑賞して「映像演出って大切」という感想を持ちました。
ストーリー自体は悪くないですし(というか普通に面白いとは感じる)違和感も感じませんでしたが、目新しさは感じず・・・。
一番最初のシーンのスケールの大きさや、ライトを消したりスポットライトを当てる、ミュージカル、一昔前のような画面が暗転する感じ、等のさまざまな演出が映画を平坦にさせなかったんだろうなと思い、演出って大事だなと感じました。
また、監督は音楽や映画が好きなんだな、とも強く感じさせられました。グリフィス天文台に2人で行ったシーンの構図等は「理由なき反抗」のリスペクトなんだろうな、と理由なき反抗を見ていない自分でも感じさせられました。(もし違ってたら恥ずかしいですね笑)
自分としては、監督が演出に挑戦した作品だな、という印象でした。
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