「オープニングとラストが全てを物語る」ラ・ラ・ランド 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
オープニングとラストが全てを物語る
クリックして本文を読む
映画が公開された年か翌年かにとある高校の文化祭を見に行ったとき、ラ・ラ・ランドの劇をやっており、とても感動して(そんなこともあり、気に入ってこの高校に入学しました)思い入れがあったので、ずっと観たいと思っていたのですが、なかなか観れず、やっと見ることができました。
いや〜、良かったです。
何が良いかって、歌、そして、ダンス。
正直、内容は大体普通の展開。
だけど、ミュージカルパートが素晴らしく良いので、いや、この映画にとってミュージカルパートが全てといっても過言ではないほどなので、自然と評価が上がりました。
確かに、内容的に取るならば、何故この映画がここまで評価されるのかとも思いましたが、ラスト数十分間は涙なしには観れません。
2人が出会い、愛し合って別れた1年間。
そして、5年後に2人は思っても見なかった再会を果たす。
2人は努力して夢を掴み取った。
努力すれば報われる。
でも、人生全てが思い通りになる訳じゃない。
思い描いた形とは違っても、それぞれの人生を生きていく。
目が合うところがなんとも切なかった。
オープニングとこのラストで全部持ってかれました。
切なくも愛おしい、でも、きっと笑顔になれる、気分が上がる、楽しくなる。
これこそがミュージカル映画の醍醐味なのでは。
先日カサブランカを観たばかりだったので、観ておいて良かったと思うシーンもありました。
追記
AbemaTVの無料配信で観たのですが、ネット環境が悪かったのか?(特に歌のシーンなどで)プツプツ途切れたりしてしまっていました。
高音質で聴きたかった、少し残念。
コメントする