「夢を追う二人の恋の結末。」ラ・ラ・ランド 林檎さんの映画レビュー(感想・評価)
夢を追う二人の恋の結末。
ラスト、SEB'sでのセバスチャンの演奏シーンでの回想が切なすぎる。二人の「夢」を見ているかのような、現実ではありえない二人の幸せさがまた逆に切なさを奏でる。
歌やダンスがいい具合に散りばめられていて心地よい。プラネタリウムでの宙に浮かんで行くシーンがとても印象的だった。
夢を追う二人が付き合い、ケンカをするシーンが一番好きでした。ツアーに行っていると思っていたらサプライズで手料理を用意しセバスチャンがミアを待っているのですが、そこでセバスチャンの夢に対する姿勢を責めるミア。気持ちは分かるけど、分からない。分かってしまったら自分が夢を追う力も失ってしまいそうな。何か悔しさやそんなものも垣間見えたシーンでした。
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