「大好きな映画。人生は選択の連続。覚悟を決めよう。」ラ・ラ・ランド Marikoさんの映画レビュー(感想・評価)
大好きな映画。人生は選択の連続。覚悟を決めよう。
とてもいい映画。
女優を目指すミアとジャズピアニスト、挫折しながらも夢を追う2人の物語・・・ですが、2回目の今回は2人の恋愛映画として少し違った角度で見てみるとまた違う味わいが。
【もしあの時、ああしていたら?】
【あんな喧嘩をせずに、もしあの人と別れていなかったら?】
などと誰しも振り返ることはあると思いますが、
最悪な出逢いから恋に落ち、愛し合い支え合い、でも苦労も続き色んなことがあって、別れることになった2人。
偶然訪れるジャズバーで再会する5年後の2人の描き方が少しほろ苦いけれど、出口で振り返り、2人が遠くから見つめ合うシーンが大好きです。
言葉交わすことはなくても、目と目で分かり合えている表情。そして微笑み。
(エマ・ストーンもライアン・ゴズリングも上手すぎ!)
【もしあの一人芝居が大成功して、彼も時間に間に合い、もしこの人と結婚していたら?】
【この人となら、どうなっていたか?】
走馬灯のように愛の日々が胸に蘇る。
傷つけ合ってしまったけれど、やっぱり心から愛していた。
でも、もう、戻れない人。
切ないーーーーーーー
でも、別れ方にもよると思うけど、
こんな風にいつか微笑み合えたら、最高じゃないですか?
こうなるには、必要なのは、時間と、2人の度量と慈愛のようなものでしょう。
あぁ、どうしよう。
「覚悟を決める」
そういう意味では結婚を決意するのも覚悟を決めたことになりますね。
ある人と結婚したということは、それ以外の人の可能性を捨てて、その人を選んだということ。また、結婚しなかったらできたことを選ばなかったということ。
自分と結婚してくれた相手には、その覚悟をしてくれたことに感謝しなくては、ですね。
(関係ない話になりました・・・)