「映画館を出る時出来もしないステップを踏んだ。」ラ・ラ・ランド 羊のメイさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館を出る時出来もしないステップを踏んだ。
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音楽・ダンス・映像共に素晴らしくて、とにかくカッコよかった。
鑑賞し終わった後に、妻と出来もしないステップを踏んでいた。
あれから一年経つけど、2回して観てないのに音楽をちゃんと覚えていて鼻歌も歌える、それくらい上手に作ってある。
ミュージカル映画っぽいのにバッドエンド、結構珍しいですよね。
肝心のストーリーは、現実こんなのあり得ないんだけど、妙な説得力があって良い、これはセッションもそうだったけど上手だなあと思いました。
ミアとセブの関係性については、これはもう実体験というかデミアン・チャゼル監督のトラウマか何かなのかと思う。
主人公セブは旧車を好んで乗り、生活の全てを音楽に捧げているのに対して、ミアは中古のプリウスに乗り、夢も投げ出してお金持ちと結婚しちゃうような普通の女の子。
そんな二人が恋愛したら、まあこうなりますよね。
でも、惚れちゃったらしょうがない。
そのへんの監督の私小説的な所も含めて面白かったです。
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