「ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。」ラ・ラ・ランド shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
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映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督)から。
大きなタイトルを獲得したミュージカル映画と認識しつつも、
冒頭「車の上で踊るシーン」に違和感を覚えて観始めた。
(いくら演出と分かっていても・・)
メモが増えたのは、ストーリーとは関係ないのかもしれないが、
主人公のひとり「セバスチャン」が、「ジャズ」について、
滔々と語るシーンである。
「サッチモは、与えられた曲を演奏せずに、どうしたと(思う)?」
「(彼は、曲を作らず)、歴史を作った」と胸を張る。
「ジャズは、ニューオーリンズの安宿で生まれた。
言葉の違う人たちが会話するための唯一の方法がジャズだった」と
その発祥地を誇りに思いながら、その醍醐味を伝える。
「ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
例えば、彼をみろよ。サックスは今、曲を乗っとってる。
皆が自分の思いどおりに曲を解釈して演奏する。
今度は、トランペットの番だ。そうやって、音をぶつけ合い歩み寄る。
だから、演奏するたびに新しい。たまらなく刺激的だ」
そういった視点で、ジャズを聴いたことがなかったので参考になった。
このフレーズを確認するために「ジャズ・バー」行こうかなぁ。
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