「2017-07」ラ・ラ・ランド かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2017-07
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淡く、儚く、ほろ苦い。
二人は結ばれないんだっていう驚き。
それが淡く心に沁みて、ほろ苦い。
たぶんこの「淡さ」というのがこの作品のキーであって、『シカゴ』みたいなぐわぁ~~っとした腹の底から歌う歌い方ではなく(そういうところもあるけど)、囁くようにしっとり歌うのが新鮮で、情緒が溢れる。
冒頭からテンションあげあげなUSA!って感じのノリだったので、ハッピーエンドで行くんだと思ってましたが、いい意味での裏切りでした。
エマ・ストーンが終始可愛くて、表情豊かだった。
スクリーンどアップで、こんなに可愛い28歳、なかなかいないのでは。
ラストの出会いから振り返るシーンでじーんと来ちゃいました。
万人受けではない映画で、賛否どちらのレビューを読んでも納得しちゃうのですが、一見の価値ありです。
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