「舞台の上の舞台」ラ・ラ・ランド 小枝さんの映画レビュー(感想・評価)
舞台の上の舞台
エンドロール、トラフィックダンサーの名前の列を見て、この列に入る事を目指す人がどれほどいるのか…と。そして列に並んでる人はミアを目指しているのだと…。
映画を見てこのダンサーの顔を何人覚えているか…。世界って広いですね。
才能の話をするなら、それは、周りに認められる力だと思うんです。
夢の話をすると、それは周りに貶されながらも持ち続ける力だと思うんです。
おかしい。矛盾している。
周りに貶されるのに、認められないと夢が叶えられないのでしょうか…。
……こんな馬鹿みたいなこと言いたい訳じゃないんですよ。
夢を叶えるなんて、全員が出来ることじゃないから、映画があるの、って思って生きてます。素敵な映画でした、ありがとうございます。
ミュージカル好きなんですよ。ミュージカル好きだから最初から楽しいし、1番魅力的なシーンはパーティー行く前の4人でした。
舞台で出来ない事をやる、お見事…。
映像だから見せられる、ダンスとカメラのコラボレーション!
普段は舞台ばっか観てるので、うーん、こっちも素敵だな、好きだなぁ、って思っちゃった。
音楽も、王道な感じで、ストーリーも文句無し。大衆受けするミュージカル映画でしたが、何か足りない…。
なんだろう、何が足りないんだ??
演技、歌、ダンス…演技、歌…。
ミュージカル映画だし、もっとミュージカルっぽくダンスしても良いんじゃない?
いや、すっごい踊ってるけどね!
主役がピアノマンと女優だからかな?
雨に唄えばと比べちゃいますね…。
主役がピアノマンだからこそ、音楽のピアノが栄えててそこは素敵でした。
最後、微笑んだところは展開として読めたけど、そうしてくれて良かったってところでした。
エマストーンの髪の毛真似しようかな。