「儚さに散る美しい歌と画」ラ・ラ・ランド youthさんの映画レビュー(感想・評価)
儚さに散る美しい歌と画
胸を打たれるような余韻が続きました。
セッションの時も凄い余韻でしたが、また一味違った余韻でした。
オープニングから楽しいミュージカル映画の始まりを告げるシーン、渋滞に嫌気が差した人達がドアを開けて出てくる道路はただの道路ではなく、明るい日差しの下どこまでも続く長いステージと化している。
色彩豊かなファッションに身を包み、グルグルと回るカメラワーク。
オープニングだけで映画館まで足を運ぶ価値ありだ。
エンディングもこれまた素晴らしい。
行く先々で魅せられ、2人が見つめ合う瞬間に奇跡を信じてしまう。
若き才能、デイミアンチャゼルのアカデミー賞史上最年少監督賞受賞の快挙も頷ける。
様々なミュージカル映画のオマージュがあると思いますが、予め調べてなかったのでそこはやや消化不良だ…
これが映画だ!映画には夢があるんだ!
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