「さすがだな」ラ・ラ・ランド kincyan1953さんの映画レビュー(感想・評価)
さすがだな
ハリウッドや他の国の映画を見ているひとには、ニヤリとするシーンが多い。映画のそれぞれの風景シーンも美しいし、薄暮のシーンを効果的に使っている。
アメリカの音楽、特にオールドモダンジャズへのリスペクトと、現代のアメリカにおける位置づけも、一つのテーマとなっている。この映画の監督、脚本家も、セロニアスモンクやビルエバンスなどの時代のジャズのファンなのだろう。最後の方の終わり方は、シェルブールの雨傘へのオマージュ。
ジャズやアメリカ、ヨーロッパ映画に親しんだひとにとっては、たまらない映画だ。
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