劇場公開日 2017年2月24日

「フツーのラブロマンス」ラ・ラ・ランド My映画帖さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0フツーのラブロマンス

2017年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アカデミー賞の誤発表など
色々なところで話題となっている本作品。

「ミュージカル苦手な人でも大丈夫!」
「冒頭のダンスで拍手しちゃいそうになった!」
「号泣必至!」

至る所で絶賛の嵐。

「『ラ・ラ・ランド』を批判する人は
流行っているモノを叩いてカッコつけてるだけ」
という意見すら見かけた。

しかしどれだけ評判が良くても、
カッコつけてるだけと言われても、
僕は構えずに自分の感覚で
この作品を評価したい。

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この映画、面白いか?
確かにダンスや音楽の迫力はなかなかのモノ。
ライアン・ゴズリングのキャラクターも
魅力的で良かった。

しかし自分にとってはそれだけの映画だった。
「いつ面白くなるんだ?」と思っている間に
エンドロールが始まってしまった。
イマイチ物語にノることが出来ない。
泣くポイントもわからない。
これフツーの切ないラブロマンスなんじゃ?
他の話より秀でた部分があるとは思えなかった。

しかしながら
代役ナシで演じきったライアン・ゴズリングと
エマ・ストーンのパフォーマンスには脱帽。
拍手を送りたい。

この作品を観て改めて感じたことは、
結局、映画は人それぞれということ。
当たり前のことだが今回身に染みて思った。
人によって面白いモノもつまらないモノも違う。
今回はたまたま大勢が面白いと感じるモノを
自分がつまらないと感じたというだけのコト。
逆のパターンもあるのだろうから、
その出会いを心待ちにする。

「セッション」はホントに面白かった。
生涯ベスト5に入るレベルの作品だ。

しかし今回は少しガッカリした。
監督で映画を選ぶのは考えモノかもしれない。

そしてコレを言うのは野暮というものだが、
映画館に途中から入ってきてスクリーンの
真ん前に直立するオンナを僕は絶対に許さない。

FG
れいかさんのコメント
2017年3月12日

私もあれは許せない

れいか
MARUKOさんのコメント
2017年3月9日

人それぞれなんて元も子もない。
映画レビューの意味

MARUKO
2017年3月7日

最後の一文笑えました。

巫女雷男