劇場公開日 2017年2月24日

「ネクラなネット民の心のストライクゾーンを突き刺している!」ラ・ラ・ランド 昼食はきのこパスタさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ネクラなネット民の心のストライクゾーンを突き刺している!

2017年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

最初のミュージカルはよかったです。唐突に始まって置いてきぼり感がありましたが、このあと訪れる楽しそうなイメージが膨らみました。
そのあとは詳しい説明もなく、淡々と暗めな雰囲気で進みます。
オープニングの明るくクレイジーなシーンは何んだったのかと思いながら、起伏のないありふれたストーリーで進行します。
誰にも感情移入できない段階で切れ味あるミュージカルシーンが続きますが、
やっと主人公らの人物像を把握した頃からは、ミュージカルシーンが鳴りを潜めます。
作品としては、暗いです。特に、聞いていて自身の生きている価値が吸い取られそうになるほど暗いメインテーマが何度も繰り返し流れます。
メインテーマの曲を聴きながら、この作品に共感して感動出来る人は、相当ネクラな人だと感じました。なぜネット上でこの作品の評価がとても高いのか考えていて気がつきました。
「あ、ネット民の大半がネクラだった!!!」

昼食はきのこパスタ