「希望を叶えた2人の切ないラストシーンに胸が熱くなる・・・」ラ・ラ・ランド しゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
希望を叶えた2人の切ないラストシーンに胸が熱くなる・・・
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ミュージカルでしかもラブロマンス。はっきり言ってアクションかドキュメンタリーしか興味の無いおっさんにはあまりにもピント外れな選択をしてしまった感があった。アカデミー賞大本命の宣伝文句につられまあ、どんなものかと軽く暇つぶしに見に行った。冒頭渋滞のシーンから突如踊り出す強烈で鮮やかなダンスシーンで、おっさんは一気にこの映画にのめり込んでしまった。そこには爽快でいて甘く、わくわくしているそして、次々と踊り、歌うシーンに完全に夢中になっている自分がいた。後半、女優を目指すミア(エマ・ストーン)が自分の才能が無い事を恋人セブ(ライアン・ゴズリング)にぶちまけるシーンはなぜか涙が止まらなかった。JAZZを追いかける一人の男と、女優を目指す一人の女。ふとした瞬間に出会い、そして2人はそれぞれに自分の夢を叶える事が出来た。なのに最後のシーンの悲しさはなんという無常さなのか・・・・派手なダンスシーンや、熱きパッションを感じるJAZAミュージック、ストーリーの確かな内容。すべてを満喫できる本当に素晴らしい映画だ。おっさんの恋心をも揺さぶる本作品を見て何も感じない人がいたら本当に悲しい人だ!!
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