「良い感覚に浸れる作品に出会えて感謝します。」ラ・ラ・ランド スパイクさんの映画レビュー(感想・評価)
良い感覚に浸れる作品に出会えて感謝します。
何から書いていいのやら。
ええと。。
こんな短期間で何回か見に行くことも初めてなので。。
個人的に熱量が凄いんですがw
まさか。ミュージカル映画がもともと苦手なのに
感情移入できて、登場人物主役の2人に恋をしてしまうとは。
言いようがないので、言葉足らずですが、、、
❶ミュージカルだからこそ、だけど音楽が良い。
❷音楽が良いからリズムに乗れる。すんなり歌うところも違和感ない
❸エマストーンの歌。ダンス。キュート。
ライアンゴズリングのピアノセンス。物憂げな表情。クール。
❹全編に渡る色彩。
❶監督の前作がジャズ学生の"狂った"先生との掛け合い、ジャズドラムの迫力を全面に感じたこともさる事ながら。
ここ数日はサントラばかり聴いていて。
曲を聴いていて、それぞれのシーンを思い出して目頭が熱くなる。
❷冒頭の"車上で、ハイウェイで踊る"ミュージカルシーン。ここから"夢の国でのお伽話"のスタート!
なんとエネルギーと夢が詰まった始まりなんだろうと、そこからもう釘付け。
2回目視聴でこのシーンだけでグッときました。
ミアとセブの公園での踊るシーン。
微妙な距離感から、感情が高まる感覚。
2人のダンス。黄昏時の空の色と相まって素敵シーン。
セブが1人で海辺で歌うシーンも、セブが弾くピアノジャズに乗せてミアが踊るシーン、city of starを2人で仲よさそうに歌うシーン(ここが好きです個人的)、とかとかとかもう素敵シーン満載なわけです。
❸エマストーンの声がまた良い!表情の豊かさ、キュートさ。
ラストあたりのオーディションのあの"歌"。ヤラレました。
アカデミー主演女優賞。エマストーンの映画だ!とよく聞きますが。
いや!!ライアンゴズリングの映画でもありますよもちろん。
ポーカーフェイスだけど、内に秘める熱い感情。ピアノを撮影のために三ヶ月の特訓であそこまで演奏できる力量。ミアを思う気持ち。ラストシーンの"夢の中のシーン"でのセブの表情の豊かさが全てを物語っていると、僕は思いました。
切ないよねぇ。泣けるじゃないの。
❹夜景。町の喧騒。ミアが働くスタジオの色彩。ドレスの色。
どれもこれもカラフルで楽しい。目を惹く。音楽だけでない芸術性を監督から感じました。
とまあ、簡潔ではありますが僕が惹きつけられた点をつらつらと。
とにかくともかく、もう3回は見てますがあと何回か見たい。
ララランドは死ぬまで持っていく一作品の一つになりました。
素晴らしい。
出会えて良かった。人生観を少しでも変えてくれる。
興奮と感動。愛、夢、希望。
見てない人は是非是非!是非!!劇場で!!!
拙い文章失礼しました。