「男と女の儚さ。あるよね、わかるよ。」ラ・ラ・ランド ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
男と女の儚さ。あるよね、わかるよ。
明るく楽しめて、このままラストまで行く、なんともお気楽な娯楽映画だなと、くつろぎモードでのんびり席に座っていたら、おやおや一体どうしてどうして。
同じ曲が、はじめと終わりでは全く違うものに聴こえてしまいました。
最後の数分間は、明るいはずの空想シーンなのに、胸がギュとしました。
ああ、なんて切ない。
まるで演歌の世界に思えてしまいました。
カメラワークとか、美術とかの素晴らしさにも魅せられ、全く飽きない映画でした。
歌って踊れて、ピアノも弾けて。
そんな何拍子も揃った人がこの世にいるんだなぁと感心もしました。
アカデミー賞最多ノミネートは納得です。
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