「ランランミュージカル!」ラ・ラ・ランド ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
ランランミュージカル!
愛を取るか夢を取るか⁈
男女二人の駆け引きが見事な映画でした。
売れないジャズピアニストの男性と、女優を目指す女性。
出会いは最悪ですが、二人で歌って踊れば気持ちも急接近!
言い争っていた二人は恋に落ち、お互いの夢に向かって努力して行きます。
夢を追いかけ続けることは素晴らしいのですが、追求すればするほど互いの気持ちはすれ違ってばかりです…。
恋も仕事もうまく行けば大満足ですが、なかなか難しいのが人生。
そんな人生の駆け引きを、歌と踊りで楽しく容器に演出してくれました。
ハッピーエンドでなく、むしろ現実を見せつけて「The End」と終わってくれたことが、この映画をより際立たせているように思います。
始まってすぐに、ミュージカルがスタートした瞬間には驚きましたが、歌と踊りと演出てワクワクした気持ちになりました!
素敵な音楽ももちろんですが、エマストーンさんの素晴らしい演技に引き込まれた事も事実です。
ヒラヒラと舞う彼女のワンピース姿に、酔いしれてしまいました!
また、ミュージカルのシーンの長回しのカットも驚きました!
一つのシーンに10分ぐらい長々とカメラを回し続けている映像に、役者さんの努力と監督のこだわりを感じます。
「セッション」の監督だったので、音楽が素晴らしいとは予想していましたが、衣装やカメラワークにもこだわりを見せていることに驚きです!
思わず、映画の後に鼻歌を歌いながらピンク色のワンピースを買っている自分がいました(笑)
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