「少しの狂気が新しい色を見せる」ラ・ラ・ランド くりさんの映画レビュー(感想・評価)
少しの狂気が新しい色を見せる
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冒頭の渋滞シーンのミュージカル風な
切口から、
ストーリーに無理やり割り込むような
ダンスが予想されて、ウンザリしかけました。
ところが、
始まってみれば、心地よい音楽と恋愛ストーリーがしっかり味わえて、
桟橋での美しい背景やスケール感、ポージングの爽快感、演技の抑揚に合ったささやくような歌唱に引き込まれてしまいました。楽器のなかでピアノって一番心にしみるかも。
こんな恋愛いいなー。
宇宙空間の永遠がこれからの二人の将来を予感させる天文台のシーンはよいです。
そんな暮らしの最後に
二人の人生の分起点となった最後のミアのオーディションでは鳥肌がたって、
周りの存在が気にならなくなるくらい
スクリーンとの距離感が無くなりました。
自分の人生観を作ったおばの創作への思いが凄く伝わります。
何処までも果てることのない情熱を狂気と表現した詞がエマの全身から表現されてました。
こんな映像をスクリーンで体験できる
幸福観が最後まで続くことを期待していたのですが
最後の10分位までは、、
あれでいいんだという人が沢山いると
思うのですが、ヤッパリいやでした。
最後ニッコリ笑って終わり?
アホー
現実で終わる人生なんて、お金を払って観たくないわー。
私にとってはそれまでのシーンのエンターテイメントが最高だったので、劇場をでるときはモヤモヤでした。
それも含めて評価が高いだけあって、楽しめます。
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2017年3月8日
くり様
観ました。だいぶ前に…
なかなか考えがまとまらず、やっと書きました。
くり様と同じ思いをしたようです^m^
「あれ」はイヤです。
もう観たくありません。
悲し過ぎます(>_<)
思い出すと、まだ泣けちゃう。