「アナクロニズムの極致」ラ・ラ・ランド ambrosiusさんの映画レビュー(感想・評価)
アナクロニズムの極致
些か期待しすぎた。
オープニングは素晴らしかった。
映画でミュージカルをやる利点を
最大限生かして、心をつかむ。
2人の距離が縮まり始めるタップの
シーンは「雨に歌えば」を思い起こさせる
ロマンティックさ。
しかし話は急速に陳腐、退屈になっていく。
往年のハリウッド王道お約束演出が
これでもかと繰り出されて
いくら何でも食傷。
ミュージカル映画の復活!と感じる
人の気持ちも分かるし、オスカーを
穫ったとしても違和感はないが、
私には全く合わない映画だった。
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gugegugeさんのコメント
2017年2月27日
同感ですね…始まりから前半あたりまでは評判どおりの展開でしたが…期待しすぎたせいもありますが、見終わったあとのスッキリ感がないというか余韻に浸りたいという気分にはさせてくれませんでした。。