「誇大広告に注意!」ラ・ラ・ランド Ozさんの映画レビュー(感想・評価)
誇大広告に注意!
アカデミー賞14部門ノミネートやゴールデングローブ賞に騙されます。
これって映画好き、映画マニアの為の映画ですよね。
最新技術に小ネタのオンパレード。
分かる人には分かるでしょうが、知らない人にとっては全く意味がない。
ただ隠れた良品映画としてならいいですが、子供からお年寄りまで、誰が見ても感動できる超名作です、
と言われたら、それは嘘でしょう。
役者も監督も素晴らしい水準で平均は遥かに超えていますが、この広告の仕方はおかしくない?と感じました。
ハードルを上げ過ぎられて、せっかくのいい映画を残念に感じられる方が増えてしまう逆効果になっている気がします。
出来るだけ前知識なし受賞歴なしで見れていたら、
もっと好印象になったはずで、残念です。(>_<)
映画の内容は、JAZZ好きの監督が作るだけあって音楽は上質、演出もJAZZっぽくフェイクとオシャレ感が効きまくっています。
チャゼル監督ってJAZZを広める為に映画監督やってる感じがありますね。
ストーリーはちょっと実体験を重ねて作っているように感じました。
まあ古風な音楽と映画が好きなのね!って感じで
ビバップ全盛からミュージカル黄金期のネタを上手く入れ込んできましたね〜って技に感心します。
その辺の技とセンスは凄いとしか言えませんが、描かれる人間、人生に深みがないというか、やはり監督自身が若いからなんでしょうか、
心の奥深くからの感動ってのは感じられません。
音楽好き、映画好きなら充分楽しめるでしょうが。
とにかくハードル上げ過ぎはいけません!T^T
オシャレな音楽と映画ネタの大人の恋愛映画としてなら大いに評価します。^ ^
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