サウスポーのレビュー・感想・評価
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号泣しました。
「サウスポー」字幕版で鑑賞。
〈あらすじ〉
妻を失い、仲間から見捨てられ、家が差し押さえになり、娘まで引き離されたボクサーが娘を取り戻す為、再びリングに立ち上がる物語。
~良かった点~
・妻を失ったこと、仲間の裏切りに合い、さらに自宅が差し押さえられ、娘まで引き離されたこと、自暴自棄になったことが一つ一つが丁寧に描かれてました。娘のレイラから「ママじゃなく、パパが死ねば良かったのに!」という言葉は、とても胸が痛かった(>_<) 無理もないです、裁判で引き離されたのですから、、本当に辛いです。。
・ファイトシーンがとても圧巻。特に最後のミゲル戦が凄かった!ジェイク・ギレンホールの肉体がヤバかったw 「デイアフタートゥモロー」の時と全然違いますね(^^)
・カメラワークも良かった!自分が殴られたような感じで、思わず避けちゃいました(笑)
・主演のジェイク・ギレンホールも最高でしたが、コーチのフォレスト・ウィテカーも映画の中でいい味出してましたし、ホープの妻モーリーンが、めちゃくちゃ綺麗!美人!目が可愛い!(^o^)
・クライマックスシーンは、これは思わず泣いてしました。。。ビリー・ホープがミゲルに勝利した後、亡き妻に「モーリーン、やったよ。ようやく前に進める」とメッセージを送った時はもう涙が流れました。。娘とのハグ、「愛してるよパパ」もグッと来ました。。。
~気になった点~
・敵役のミゲルがムカつく。
~まとめ~
感動しました!本当に心掴まされる映画ですし、後半は思わず泣いちゃいました。他のレビューを見る限りあんまり高評価ではないですね、、低評なのが不思議で仕方ないです。。個人的に感動しました!
最後の15分の感動!
ボクシング一筋で頂点にまで上り詰めた男。短気な性格が原因で妻を亡くしてしまったことでどん底にまで落ちる。
娘と引き離され、ようやく大切なものに気づいた。その時の這い上がる姿は不器用だが一生懸命で、繊細だった。
娘のため、亡くなった妻のため、家族を守るために必死になっていく主人公をジェイク・ギレンホールが圧巻の演技で演じきった。
男なら夫なら父なら
これは観ないと!
愛する妻がいる人。
大切な娘がいる人。
これを観ましょう。
観ればわかる
自分が足りない人間であることをわかっているビリー。そこを補ってくれる最愛の妻。
その妻を失う悲劇をもたらしたのは自分。
そこから始まる再起の映画。
最愛の妻を亡くした男が、もう一つのかけがえのない人である娘を我が胸に抱くまでを感動的に描く作品。
このストーリーをベタと言ってもいい
ベタの何が悪い
ボクシング映画の金字塔ロッキーはベタでも世界中がロッキーを愛してる。
ビリーの再起に涙して何が悪い!
プライド
とても43戦無敗の4団体統一王者とは思えない動きの試合も、どんだけ金無いんだよという展開も、そんなアホなという判決も、どんだけ悟っちゃってるんだよっていう娘も、4回戦ボーイかよというレベルのトレーニング内容も、ライセンスがちょろいのも、ガードとサウスポー引っ張り過ぎなのも、みんなみんな大袈裟だけど突っ込むのは野暮と思わせてくれる。
感動はしないし意外性もはないけど、わかりやすくてテンポが良くて安心して楽しめた。
男の間違った感傷に溺れるMVのような映画
「8 Miles」に続く、エミネムの半自伝的映画第2弾として企画されたという「サウスポー」。もしこれが当初の企画通りにエミネム主演で製作されていたとしたら、それこそエミネムのアイドル映画で終わっていただろう。それほどに全編に亘って自己陶酔的な空気が漂っている。
愛するものも地位も財産も次々に失い、失意のどん底に突き落とされ、そこからの再起を図る物語、と言えば聞こえはいい。しかしこの「男らしさと強さの意味を履き違えた」主人公の未成熟さ。失意の中にいることに同情はできても、我が子を差し置いて自暴自棄になるような男に魅力を感じることは難しく、子を持ついい大人の「成長」を見せてドラマにしようなどとはあまりにも浅はかなことだ。もし、この映画から男のロマンを感じてしまうとしたら、それは非常に危険なこと。ところが、この映画からはどこか「そんな俺かっこいい」が見え隠れするようで恥ずかしくなる。こういうところに、エミネムのアイドル映画だった片鱗を感じる。
そんな陶酔感を中和させるのは演者たちの熱演だ。内向的な青年イメージを払拭しようと難役に次々挑むジェイク・ジレンホールが、ここでも精神的にも肉体的にも役柄に入り込んで作品を牽引する。彼の本気の演技があるおかげで、ただの幼稚な男の中にどこか魂があるように感じられてくる。彼が演じたことで作品のドラマ性が高まったのは間違いない。「ナイトクローラー」でも感じたが、ここ数年の彼からは、演じることに対する本気度がひしひしと伝わってきて興奮してしまう。
忘れてはいけないのがレイチェル・マクアダムス。彼女が演じるのは、体のラインがくっきり出るようなドレスを着て大ぶりなアクセサリーをつける少々蓮っ葉な妻だが、映画の中では最も真っ当なことを言う人物である。主人公にとって彼女がミューズであったことがよく分かる神々しさをマクアダムスが映画に残す。冒頭部分にしか登場しないにも関わらず、最後の最後まで彼女の存在の輝きがキラキラと湛えられ、親子関係の物語も男の再起の物語も陰で支えていた。
ただ演出には感心できない。スローモーションの多用。感傷に溺れるような安っぽいサウンドトラック。躍動感あるボクシングシーンにさえ、まるでミュージックビデオのような編集を入れてしまう無粋さ。最後の試合のシークエンスなど、役者が本気で演じ、数あるボクシング映画の中でも屈指のリアリティで昂揚させるシーンを生み出しているというのに、ぶつ切りの編集がそれを台無しにしてしまう。
物語に深みを出すために「死」や「施設育ち」などという深刻な設定を安易に挿入するのも不満だ。ボクシングジムで出会う少年ホッピーにまつわる話など、軽はずみに「死」を取り上げ無責任に放置して終わってしまった。映画の彩りだけに「死」を使われるのは気持ちのいいことではなかった。
熱くなれる
まっとうに良く出来ていて、熱くなれる。
役者達の演技も素晴らしい。ジェイクと、特にレイラ役の女の子が良い。
主人公に感情移入して観ることができるし、最後まで盛り上がる。
しかし、意外なことがなにも起こらない。脚本あるいは演出意図なのかもしれないが、『うぉぉ、そう来たか!』と思うようなことがない。だから、この作品は特別だ!と思えない。その点が残念…
4月発売の映画秘宝に紹介を書いております
矢吹丈がパンチドランカーにならずホセ・メンドーサに勝って紀ちゃんと結婚して子供を設けてセレブ生活を送っていたらというような妄想を駆り立てられる映画だった。ボクシングシーンがスリリングで素晴らしかった。
4月発売の映画秘宝で紹介のコラムを書きました!見てね!
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