「悪魔崇拝による悪夢」リグレッション bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔崇拝による悪夢
悪魔崇拝と虐待が絡んだ、サスペンス・スリラー。1つの事件が、主人公の刑事をジワジワと締め付け、ミイラ取りがミイラになっていく、恐怖を描いている。
父親による性的な虐待を受けたというアンジェラ(エマ・ワトソン)の訴えを受けて捜査を始めたブルース(イーサン・ホーク)。しかし、捜査をしていく中で、単なる父親の虐待事件に留まらず、黒魔術の組織が蠢いていることに気づいていく。
その事によって、捜査をする立場のブルースが、悪夢にうなされ、精神的に追い込まれていく。そして、次第に悪夢と現実が交錯していく。
エマ・ワトソンが、これまでにないダークな役柄を演じて、ストーリーのキー・キャストとなっている。また、イーサン・ホークは、1人で奔走しながら、孤立感を強め、のめり込む刑事役を務めている。
しかし、途中からアンジェラの役回りが見え隠れする中で、最後が見えて来てしまい、サプライズも無く、それほどの面白さは無く、すっきりしないエンディングだった。
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