イット・フォローズのレビュー・感想・評価
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17年6本目。ホラー初心者にお勧めです。
17年6本目。告知で知り“it”のネタの噂?も耳に入れてから鑑賞。80年代?のホラーチックな演出と音楽はとっても良かったのだけれども個人的には拍子抜け。個人的にはエロシーン・グロシーンがもう少しあるかなと思ってた。評判は良かったから空期待し過ぎたのだろうか。展開がわりとゆっくりめだったので自分の肌に合わなかったのか“it”のビジュアルがあまりショッキングではない(わりにしょっちゅう直視させられる)からなのかなんだかウ〜ンって感じだった。“it”が何のメタファーなのか談義はまあ良いとして、ただ単に深く考えずホラー映画だとして観た場合どうなんだろ?個人的にはスリラーやホラー感を味わう感じではなかった、、。ホラー初心者にお勧めです。
不気味さはGOOD
スリル満点のドキドキホラーを
期待して観ると肩透かしをくらう。
本作は静かなホラーだ。
ひたすら不気味な存在の「それ」が
歩いて追ってくる。
音楽とカメラワークが
いい仕事をしていて雰囲気は良い。
全編通して不気味だ。
しかし、消化不良な部分が多過ぎ。
オチもこれはどうかな。
観客に解釈を委ねる作品は嫌いじゃないが、
ちょっと投げっぱなし過ぎるし呆気なさ過ぎ。
面白い場面はあるが、
一本の映画として評価すると
かなり微妙な出来。
外国版着信アリ?じゃない
パッケージに惹かれてDVDを見ました。
見た後の感想は、
よく分かんないけどB級新しい怨霊誕生したのねって感じです。
最初は主人公のスク水姿に
やっぱりボディがちゃうな…いいなあ…
と友人と鑑賞しました。
パッケージの3条件を見て、着信アリかよwと思いましたが、なかなか違いました。
日本では到底作れない映画です。
友人と自分がウツったらどうする?と
解決策を考えましたが、
私なら自害してうつしてきた元彼に返す…
私なら元彼を56すわね…
という感じで、ちょっとしたジョークを交えながら見れるものでした。
よくあるホラーのように根本を追求して解決しようではなく、とりあえず今どうにかすればいいでしょ!という形の映画でした。
私は敵とされる霊などの過去を見るのが好きなので、何か物足りない…
主人公の妹が1番報われないなあと感じました。でもゆっくり歩いてきて、頭がいいっていうのはとても良かったです!物理が効くあたり、外国らしいと感じましたw
最後のシーンの解釈、自分は好きです
郊外で閉塞な日常を送る彼女らは常に退屈し、いつも同じ面子で集まっては同じ遊びの繰り返し。
地方でありがちな性に対する好奇心も日常レベルで描かれています(この辺り、監督の処女作と通じてるかも)。
そんな好奇心から取ったある行動が原因で、正体不明の事象に命を脅かされる。
それは肉体関係を結んだ相手にスイッチして乗り移った怨霊(フォローズ)が、命を奪うまで追いかけてくるという恐怖。怨霊が命を奪った後はまた前憑依者に戻り命を狙う。つまり、全ての憑依対象者を殺すまで追い続けるという執念深い悪霊だった。
ただし、追うのはじわじわと歩行でのみで被憑依者にしか見えない。
あれは日本で言うところの色情憑依霊かな?劇中の登場の仕方にその帰来を感じます。
霊障が強く、しかもパワー型。だけど反撃した拳銃の弾も当たるw ただ、ダメージは追っても不死身のようです。
主人公のジェイはフォローズに何度も襲われてるのに、閉じこもるしかできない頭弱めのキャラ設定なので昔のホラー映画のイライラさを思い出します。
最初の彼の忠告もほとんど頭に入ってなかったみたいで、一緒に庇ってくれる友人達にもなかなか伝えません。そのため一度は髪の毛をつかまれ&吹き飛ばされ等しましたし、常に逃げ場を確保しろと言われたのに、いつも建物の中に逃げ込みます。
ジェイを心配してた向かいの家の女好きな兄ちゃん(憑依を受ける同意の元で肉体関係をむすんだ)も助けきれず。
映画の印象
最初イギリス人が作った映画かと思ったほど印象に残るフレームワークと空間演出が美しく感じました。ジュブナイルにも通じる、余韻が残るカット割です。
楽曲がアメリカっぽくなく静かで、幻想的で、自分好み。冒頭のジェイの日常芝居シーンは金子秀介監督の「1999年の夏休み」のようでした。
フォローズに追われる緊張感を出すために、何もないところにフォローズが現れるかのような視線の誘導を常に仕掛けていることが秀逸ですね。
伏線も冒頭からそこはかとなく張られています(ところどころ劇中で登場人物たちが気付かないフォローズが見切れてました)。
ただ、スクールプールのバトルシーンはアイデアに脚本がついていけてませんでした。あれは何だったのか。
ジェイ役のマイカ・モンローもかわいいですね、どこかで見た覚えがありましたが、「インディペンデンス・デイ リサージェンス」に元大統領の娘役で出ていました。
さて、色々不評される最後のシーンですが、私はこう解釈しました。
常に怯えながら降り掛かる悲劇に疲れ果てたジェイは、いつも心配し本気で想ってくれているポールを受け入れ、やっと等身大の恋人同士になることができました。
しかし、結局フォローズは最後のシーンに現れ、二人を見つけてしまいました。
手をつないだ二人の背後から男性の姿で近づいてきます、安堵と一緒に本当の恋に目覚めたジェイがポールの手を握り返したその直後に。
ポールは予想時間通り現れたフォローズがすぐ後ろに迫っていることに気づいていますが、逃げません。ポールにとっては望んでいたジェイとの幸せな時間。そして二人の後ろ姿に近所の子供たちの笑い声が重なり暗転。
キーポイントは、ジェイと結ばれたポールがフォローズを除ける為に娼婦を買いに出掛けたシーンがありましたが、ポールは娼婦を買わず(他の女を抱けないまま)ジェイの元に帰ってきたと考えます。
そして、その時にはポールはジェイと心中することを秘かに決意していたのだと思います。それはポールにとって、彼の内向きな恋と、念願のそれが手に入った事で無くし難いものになったから。
友人のお見舞いにいった友人の病室で彼は終焉を見越して心が落ち着いたのか、フォローズが到達する時刻を知っていたためか、落ち着き寝入っていました。その時ネイは何か暗示的な物語を朗読していました。
そう捉えると、この作品のテーマは、主人公のジョイの女の子としての成長&ポールの終末的純愛だと思うのですが、いかがでしょうか。
シナリオは雑ですけど、演出&編集&プーチン似のポールが魅せた好作品でした。
追伸:結局、フォローズはジョイ&ポールも倒して、最初の彼氏のところに戻るんでしょうけど、彼が一番頭がよく知恵も行動力もあるので、何とかしてくれそうです。
ただただ歩いて迫ってくる恐怖は良かったけど、ラストの盛り上がり部分...
ただただ歩いて迫ってくる恐怖は良かったけど、ラストの盛り上がり部分がいまいちでした。あと、やたらとヒロインが薄着でうろつくのが日本のアイドルホラーみたいで萎えた。
啓発ムービーでしょ?
意味が分からないから、結末がすっきりしないから、結局何か分からないから、だから面白くないのではなく、
もう少しやりようはあったと思うが、製作者もアイディア負けした感がある。
移した相手が死ぬと遡るというのは面白い。
移せばいいってもんじゃないので、
リング方式は取れない。
実体化してるところがショックだった。
「叩けるのかよっ」て。
あれで一気にB級路線。
理不尽ホラー系でいくのか、メンタル系でいくのかはっきりさせる必要がある。
この映画は、そこが非常にあいまいだったので面白くなかったのだと思う。
僕なら、あの友達らが実はいつの間にかセックスしてて、
みんな追われてる感じになって、
「お前セックスしたのかよ」っみたいな
ぐちゃぐちゃな感じにしたい。
不思議なのは、親の存在を出すんだけど、
親が出てこない点。
そして「それ」になって現れる点。
親って信頼するものの例え。
プールに溢れた血。
やはりHIV啓発ムービーだと思うんだけど。
マイカ
凄くスタイリッシュ。カメラも良いし、音楽も良いし。仲良し4人組のティーンが素晴らしい。地方の田舎街に住むイケてるアメリカンティーンが巻き込まれるホラーもの。ワンピースとか、パンツとか水着とか布団の柄とか、Tシャツとか車とか、いちいち選び抜かれてて良い感じ。デビッドロバートミッチェル。痩せ過ぎてない、小悪魔的なマイカモンローが素晴らしい。
死は迫り来るなんだかわからないもの
多分ホラーっていうより青春映画。そしてハッキリした映画が好きな人には向きません。
でもこれはすごい斬新なオシャレ青春ホラーです。ずっと残っていくと思います。
私がコメントしなくてもちゃんとしたものがたくさんありますが、一応評価残します。
ホラーとしての表現は途中不満な部分がありますが、美しく繊細な映像の中に上手く嫌悪感を感じさせる物を閉じ込めていると思います。
主人公たちの取る行動は、追い詰められた人間として相応しいものです。
こっちが見てておい何してんだと声を出したくなるくらいのハラハラ感があります。
この映画は情報が少ないので、主人公達と同じ気持ちになって楽しめるかもしれません。
人間関係や恋愛セックスを生々しく表現していて、切なさがあります。
主人公が恋愛に可愛い夢を持ったごく普通のお金のない可愛い大学生なので、
そういった部分は結構リアルな内容です。
愛や苛立ち、欲望、成長も結構繊細に表現されている映画なので、ふつーにオススメです。
ゴールが見えない
完全にポップにケース裏の解説に騙された…
もうちょい面白いかと…怖いかと。
1人で観るの嫌だなぁと思いながら観たけど、全然平気だった。音楽の使い方もシーンの撮り方も結末も何一つ良くなかった。
本当に全米でヒットしたの??
終盤のプールのシーン。あれはどうしてあぁなった?感電させる目的だったんじゃないの?
シーンの飛び方が分からん。
感染の条件も、解放される方法も分からない。
ただ、5人の関係性や、それぞれの感情がちゃんと見えて良かった。特にポール。ポールが可愛い。切ないね〜。そこに★かなぁ。
音楽が怖い
思ったより怖くなかった。
もっと新しい手法で新しい怖さを提示してくれるのかと思ったら目新しさはなかった。
低予算を感じなかったので演出かま良かったのだと思う。
新しいちょっとエロくて怖いteenホラー映画の誕生だと思う。続編がドンドン作られて行く予感。
その場限りの軽い気持ちのセックスは怖い。
怖いと言うよりは……悲しい
セックスでソレが移ってゆくと言う何か見たらアカン感が(笑)
ソレのパワーと執拗さは認めるものの、この古い呪いの存在はなんだろう。
好奇心を刺激されて見るのは結構だが、若者達がどう対抗するか見たら、特に対策もなくプールで対決(笑)
勝算などあったもんじゃない。
辛うじて撃退するものの、あの二人の先行きは暗すぎて可哀想だ。
ラストに手を繋ぎ歩いて行くが、
彼は彼女を守る為に娼婦を買って移している状態が無情だ。
it can be passed by having sex
「それ」に付きまとわれ
「それ」はゆっくり歩きながらやってくる
「それ」に捕まったら死ぬ
「それ」はセックスで他人に移せるが
「それ」に殺されたら次の獲物は遡求する
なんともトンデモ感に溢れた設定
低予算とあって温度はかなり低めを滑降
サウンドなんかは80年代ホラーを彷彿とさせるチープなシンセ音
古さの中に新しさを、ってことなのかな…
予告編みたいな興奮は覚えなかった
「生きる!」と「愛」の物語
序盤あたりでは、
ヤリマンモチーフのホラーかと思ってたけど、
決して そんなチープな話じゃなく
これは、
生き抜くこと、
愛すること、の二つを主題にした佳作!とても満足。
迫る死に対して恐怖するも、
ギリギリのところで
生き抜く術を模索する様に共感した
「座して死を待つ」には絶対ならない!
村上龍の「心はあなたのもとに」を連想、
死と隣り合わせの 第1級糖尿病患者が最期まで生き抜くためにやれることを最短距離で実行したことと本作のそれがリンク
心は〜の方がもっとロジカルな行動だけど
で、さらにもう一つのテーマ
愛!
これは、やっぱり ちょっと冴えないポール君の決意でしょう
グレッグに移すことを容認して その後も支援するポール
恐怖を実体験してもなお 自ら移されること望んだポール
※感染じゃなくて移す これ大切
ラストと
ジェイとポールの 手繋ぎシーンには
暖かい気持ちと 頑張って!の気持ちになった
Suedeの シングル
STAY TOGETHER
の世界観に近いかも
ヤリマンにならざる終えない
映像で全てを表現しセリフでの説明ばかりな演出は頂けないがヨットの男共に向かうシーンは何が起こったかを映像で観せた方が彼女の悲惨さがより鮮明に伝わったと思う。
彼女に恋心を抱いた少年の行動が皮肉で安易にホラー映画で恐怖心を煽る作品になっていないのが興味深く良い意味でジャンル映画だ。
精神的に壊れてしまうノイローゼになったり頭がメチャクチャになりそうで日常を気を張ってプレッシャーなんてモンじゃ無い恐怖心と隣り合わせで怖すぎる。
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