劇場公開日 2016年1月9日

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「【富山県新湊の曳山(山車)が全ての軋轢を修復する】」人生の約束 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【富山県新湊の曳山(山車)が全ての軋轢を修復する】

2019年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

  メイン舞台は富山県新湊の漁師町。

  会社の拡大しか興味がなかった男、中原祐馬(竹野内豊)が、共に起業したかつての親友で、齟齬から会社を追い出す形で決別した男からの電話に胸騒ぎを覚え、新湊に足を運んだ祐馬が知った事。

 そして、出会った人々との関係性が徐々に好転していく姿と、祐馬自身の心境の変化を、富山県新湊の曳山を絡めて描き出した作品。

 綻びた絆が祭を通じて再生していく物語であるが、中原の東京で働く姿が上手く描かれていないのと、予定調和的なストーリーが予想通りに進んでいった様がやや物足りなく感じた作品。

 だが、それを新湊の祭の姿が補っている。

<2016年1月9日 劇場にて鑑賞>

NOBU