「この映画に感動って必要?」内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画に感動って必要?
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内村三村大竹と芸能事務所を首になった女優が組んで現実で演じる。
つまり依頼を受けて、ターゲットの前で何らかの意味ある芝居をする。
序盤は変な依頼とその対応という短編喜劇みたいなパターン。
中盤からは三村が父親のいない子供の前で父親の演技をする。
最初は硬くて打ち解けないが、自分をそのまま出せばいいと気付き打ち解ける。
最後、父親参観で子供が父親の作文を読み、偽者だとバレていたことが判明。
でも偽者の父親でも大好きとのこと。
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細かいギャグが散りばめられていて、まさにコメディって感じ。
最初の方は面白かったんやが、中盤からちょっと退屈になって来た。
素の自分のままでいいんだよ、というありがちなパターンとは言え、
自分の「子供」の授業参観に、駅や道を間違えて遅刻とかあり得んし。
そんな情けないことになってまで「素の自分」でいいの?って思った。
あらゆる部分のドタバタも、あり得ない偶然も予定調和も、まあ良しとしよう。
それはコメディだからだ。でもその中に変な意図が見え隠れしとるんよな。
中途半端に人を感動させようという意図が。そこがつまらん。
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