ぼくが命をいただいた3日間のレビュー・感想・評価
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命に付く名前を「心」と呼ぶ
知らない言葉を覚えるたびに
僕らは大人に近くなる
けれど最後まで覚えられない
言葉もきっとある
監督はテレビ東京制作局演出家兼プロデューサーとして『アラサーちゃん』を手がけた工藤里紗
脚本は『映画 みんな!エスパーだよ!』『カメの甲羅はあばら骨』の田中眞一
テレビ東京とKATSU-do(吉本系)がタッグを組んだ食育モノ
粗筋
冬休みの3日間に父の実家に初めて泊まりきた小学生悠介
生まれも育ちも都会の悠介は片田舎生活に戸惑うばかり
2年前に両親の事故死で東京から引っ越してきた少女明日香との出会いで心を開き田舎生活に慣れてくる悠介
あの事件で再び話題になった元子役の初主演作
緋牡丹お竜じゃあるまいし人の命はいただいちゃダメだね
この作品は動画配信されていない
DVD化されてはいるが在庫があるレンタルビデオ屋が少ない
岩手宮城だと自分が知る限りTSUTAYA涌谷店のみ
涌谷といえば日本で初めて金が採れた土地であり奈良の大仏建立の際にも献上された輝やかしい歴史がある
さぞや成金が多いかと思いきや見た感じそれはなくわりと普通の田舎町だった
意外と天守閣がある城はある
ちなみに旧作レンタル88円とかなり安い方
配役
樋口悠介に若山耀人
辰雄の孫の明日香に平祐奈
悠介の母親の里美に伊藤裕子
悠介の父親の啓太に高橋和也
悠介の祖母のフミに松原智恵子
悠介の祖父の源蔵にでんでん
源蔵フミ夫婦の近所に住む辰雄に坂田利夫
食いもんは茶色いものがいちばん美味い
あしやのきゅうしょくを見てから、今年は「おいしい給食 卒業」も公開されるし、食に関する映画をもっと見たいなと思い鑑賞。まぁ、出だしから分かっていたけどThe・教育映画って感じ。小学校で流すような作品です。
ノリも笑いもレベルは低い。
淡々と進む感じが安っぽく、映画としては酷い。だけど、教育の場で見せるという意味ではよく出来た映画かも。食のありがたみ、人の温もりが感じられ、感謝を忘れないようにというメッセージが分かりやすく描かれている。1時間に満たない尺な為、2時間分授業を使って残りは感想を書く時間というふうに出来る、先生にとっては大助かりであろう映画だとも思うし。
主人公の子は傍から見たらわがままでどうしようも無いやつだけど、よく考えてみれば確かに今の子はこう感じる子も少なくないのではないだろうか。田舎で自給自足を体験してみる。体験学習として悪くないかもしれない。ファストフードを好むのは子どもだけでなく大人もそう。村や町の発展のためにも、農作をする動物を捌く料理をするというのを行うべきなのかも。そういうイベントがあったら私も参加してみたいな。
あと、平祐奈が可愛かった。笑
今と変わらず棒読みだけど、なんか良かった。
ま、でも自分が教師だったら「おいしい給食」を流したいかな笑
食育の大切さ
普段スーパーで肉を買っていると命をいただいているという事をうっかり忘れてしまいそうになる。中学生くらいで誰もが一度、社会科見学の授業で食肉の解体現場を見学したら食べ物を粗末にする事は無くなりそう。(トラウマ肉を食べれなくなる子もいそうだけど…)
是非、小学校高学年か中学校の授業で教材として使って欲しい作品。
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