「ブルースさん、何してんですか?」デッド・シティ2055 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルースさん、何してんですか?
とにかく「粗い!」そこに尽きる一本。
レプリカント世界の設定は、非常に魅力的なのに…
どうして観終えて即忘れるような作品になるのだろうか?
「かなりの美人」と報告されるレプリカント女性が、全くそう見えないからか!
「コレ…私?」「妻に似せてデザインしたんだ…」→メイクがキツすぎて、画面上に全く説得力が無いからか!
シンボル的建物で、剥き出し風蛍光管(初期ベッソンか?)だけならまだしも廃車に火を付けて灯にしてるからか!
ポスターの写真の大きさに比例して…
ブルースが終始地球に優しい「超省エネ演技」(出番も極省)で頑張るからか!
SFだからこそ大事な整合性とかぶっ飛ばしてるからか!
このところケチがつきっぱなしのブルース・ウィリスのギャラが製作費の殆どじゃないのか?と思うくらいに、全てがチープ過ぎて…涙
いや、逆に笑えたからアリなのか?と麻薬的な麻痺作用のある作品。
映画好きな友人と、酒を交わしながらDVDで楽しみたいね。
本気のトンデモって、愛すべきだわ…
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