「世の中、殺人を犯したい人が多くなってるのね・・・」デッド・シティ2055 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
世の中、殺人を犯したい人が多くなってるのね・・・
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最初、ケリー(チルダーズ)がレプリカントだったなんて思わなくて、主人公があっという間に死んじゃったよとビックリしてしまった。ケリーは言ってみれば“殺されキャラ”。記憶には殺されるシーンがフラッシュバックして混乱し、逃亡を試みて、夢の中に出てきた教会にたどり着き、彼女をデザインしたエヴァン(ブライアン・グリーンバーグ)に出会う。彼は亡くなった妻の記憶やDNAを使いケリーを作ったのだった。
銀行強盗や殺人をやってみたいと考える富裕層はいるのか?あの設備からすると、相当金がかかりそうだけど、そんな裕福な人でも犯罪をおかしちゃうのね・・・と。設定自体に無理がありそうだったし、それならレプリカントじゃなくてヴァーチャル・リアリティで楽しませればいいと思った。
ケリーをセントヘレナ島まで逃がしてやりたいエヴァンと友人ハッカー。AI知能が禁止されてる世界なので、レプリカントが施設外に出たら困るため回収しようとするVICEの追手たち。そして、VICEを潰そうと考えるロイ刑事(ジェーン)はケリーを保護して秘密を暴こうとする三つ巴の攻防戦。やっぱり最強なのはハッカーだった。
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