アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカーのレビュー・感想・評価
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年齢を重ねて輝く人
有名インテリアコーディネーターだったアイリスさんは、インテリア会社の現場から退いてからのちは、自分のオシャレのためにしていたファッションのコーディネートで注目を集める存在になった。
自分が直接作らなくても、自分の気に入ったものを自分のセンスで組み合わせることで、新しいもの=自分だけのスタイルを創ることができることを世に示したのは彼女だった。
彼女は、小さい時から自分はいわゆるプリティな顔ではないことを自覚していて、どうしたら自分を魅力的に見せられるかを考えて洋服を選んでいたとのこと。それは、それまで女性は誰も履こうとしなかったジーンズを、嫌がる店主を説得して手に入れることにもつながっていた。そして、美人で得をする人生を送ってきた人々も知ってるけど、自分は美人でなくて良かったとキッパリと言う。だからこそ、努力して個性を磨けたし、身につけたセンスは年をとっても変わらないものだからと。
カッコいい。
何ごとも突き抜けてしまえばいい
NYのオシャレな94歳の老女を追いかけたドキュメンタリー。
人、仕事、夫婦とは
アイリスさんのユーモアと好奇心にとても圧倒されました。その二つの要素があったからこそ、インテリアデザイン、ファッションと多彩な活躍が出来たのだと思います。
「パーティーに出かける支度は、パーティーそのものよりもずっと楽しい」
「女を眺める元気がある限り、男は老けることがない」
「努力して魅力を身につける。いろんな事を学び、個性を磨く。味のある人間になれるし、歳をとっても変わらない。美人でなくて結構。」
上記の名言や、価格交渉の考え方、ジーンズを女性で初めて履いたとかモノや人に対する考え方は、見習うべきことが沢山ありました。
私も、アイリスさんのようにユーモアと好奇心を大切に生きていきたい。
好奇心とユーモア
アイリスの世界が全開
タイトルなし
カラフル
世界最高齢のファッションアイコン!!!
世界最高齢のファッションアイコン
アイリス・アプフェルの奇抜ファッションに注目!!
常にアート、カルチャー、ファッションの最先端であり続ける街 NY
憧れの町 NY 。そのNYでファッションカルチャー界の伝説、究極のファッションアイコンであるのアイリス・アプフェルのドキュメンタリー映画でした。
*アイリスちゃん、94歳。永遠の少女症候群
とにかく自分の好きなものしか信じない、自分の表現やアイデンティティを発信することがすべてな彼女は -96歳-。
「ハリー・ウィンストンより、4ドルのアクセに心踊ちゃう**」
「パーティの準備こそが、パーティそのものより楽しいの」ってかわいく言っちゃう。
たまに映るダンナが、チョッピリ寂しそう 笑
ホワイトハウスの装飾を任されたり。はじめて女性でデニムを履いた人だったり、逸話がすごいけど、基本子供よね。意外と食べ物とか気を使ってなさそう。
ファッションは、政治や経済ともつながっているのよ、と彼女は言うけども分かるような、わらまんような。
ただ、彼女がNY市から表彰されたときの言葉で、「世界一多面性のあるこの街で、自由奔放に生き方を貫けてしあわせです』という言葉が印象的でした。
そんな人生を送りたい!!!!
仕事も人生も妥協しない!
とっても素敵な映画です。
アイリスはインテリア・デザイン界では有名な人でしたが、ある個展をきっかけに大衆的にとても有名になりました。いまやトークショーやファッション界に引っ張りだこの彼女ですが、芸能界で有名になろうと思っていたわけではなく、自分の感性をそのまま表現できる場所で、自分に妥協せず仕事をしてきただけ。
そのあふれる好奇心と流行におもねらないスタイルが、人を惹きつけてやみません。
たかがファッション、されどファッション。
何を選ぶか・どう着飾るかは、その人がどうありたいか・どう見られたいかに直結する。改めて、人は中身も大事だけど、中身が外見に反映するのだよ、ということに思い至りました。
彼女は決して人のファッションを馬鹿にしたり、悪口を言ったりしないそうです。
「何を選ぼうとその人の自由。たとえそれがダサクくても」(意訳)。
他にも名言がたくさんありましたが、なかでも「冒険しなければ何もしないことと同じ」というのは刺さりました。アイリスを愛してやまない夫の「彼女といつまでも冒険したいんだ」という台詞にもキュンときました。
ウェスト
アイリス・アプフェル
「アドバンスト・スタイル」と比較して、、、
ざっくりした内容は同じなのですが、この作品はアイリス一人が主人公。だから名前が混在しない(笑)。
あの映画を観た時も感じたけれど、タフなNYで生きていくにはいろんな意味でとても大変なのだろうと思う。
アイリスはユーモアセンスも長けているけれど、さりげなく相手を褒めるのも上手。こういうちょっとしたことが彼女の魅力であり、あのお年で活躍している理由の1つだと思いました。夫との関係も素敵。
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