「ジャッキー版『ミッドナイト・ラン』」スキップ・トレース ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャッキー版『ミッドナイト・ラン』
バディムービーの傑作!
ジャパンプレミアと9/1初日を観てのレビュー。『ラッシュアワー』『シャンハイ・ヌーン』『ミッドナイト・ラン』を足したような作風の本作は、『ラッシュアワー3』以来の約10年ぶりに香港警察を演じるジャッキー・チェンとジョニー・ノックスビル演じるコナーがマフィアから追われロシア→モンゴル→桂林→香港へと逃亡する様子を描いたロードムービー。
序盤から潜入捜査や格闘、水上家屋の倒壊シーンなど大迫力のアクションあり。今作の特徴として各地の風習やロケーションが最高で、個人的には桂林の景色と棚田が印象的で、モンゴルでの宴会や泥かけ祭り、歌わないと通さないとかとても魅力的な民族要素だった。アデルの曲を合唱する場面は異文化を通じて2人の距離が縮まっていくことを表していて、そのシーンは観ていて楽しかった!サマンサ役のファン・ビンビン(范冰冰)はアクションにも挑戦していて、レスリー役のシー・シー(施詩)はジャッキーといいタッグだった!2人とも美人すぎ!!
ジャッキー映画としては久々に香港が沢山出てきたので嬉しかった。とにかく逃げる!笑いあり感動あり、何でもありの世界逃亡バディムービー!ジャパンプレミアでは上映後拍手が起こっていました。NG集も必見!
★★★★
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