天使にショパンの歌声をのレビュー・感想・評価
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邦題勝ち
歌はあんまり関係ない感じ
邦題とジャケットから内容を察するに、ピアノ+歌がテーマの音楽映画だと思って借りたら
想像とはちょっと、いやかなり違った作品だった。邦題詐欺感すごい。
カトリックの信仰が最も根強いケベックでの音楽教育の在り方と、
州政が教育に介入する事の影響がありありと描かれている。
修道院だけでなく公立学校の教育や教師にもこの頃変化があったのだなと。
どことなく歴史の勉強をさせられているような、そんな映画。
修道女に対するイメージが何だか低下したのがかなしいところ。
はいシスター、いいえシスター、ありがとうシスターだけ言えと軍隊のように指示したり、
わざわざ吃音の女生徒に正しい発音で喋れと皆の前で恥をかかせたり。特にあのシーンは必要だったのかと。
ケベックの自然の景観の美しさはため息がこぼれるほど。カナダ東部の冬の厳しい寒さも見てとれる。
情緒的な風景が協会音楽にのって静かに流れてゆく、落ち着きのある映像が心地よい。
修道院の生徒たちが列になってテーブルに座りビスケットをつまみながら
お喋りをしている夜のシーンが最高にピースフルで可愛かった。
内容はあっさり
興味深い映画でした
音楽とケベックの歴史・自然がとても印象的で、
個人的には『●の名は』よりは現実的で
好感の持てる作品でした。
まず、ピアノや合唱の音楽が最高にきれい。
(クラシック)音楽ファンにはたまりません!
モーツアルト、バッハ、リスト、いいですよね♪
音響技術も高いのか、
ドーム型の石造りの教会独特の響きがリアルに集音されていて、
その響きを日本の映画館で堪能できます。
次に、カナダのケベックならではの情景がすばらしい。
冬の寒さが厳しいのは、カナダ東部らしい。
革命期のケベックでどのように近代化が進んでいったかも、
映像で見ることができて理解しやすいと思います。
日本からは遠い存在のケベックですが、
音楽を通してその社会の歴史や自然を知る
きっかけになればと感じました。
退屈
派手さはないけど。
作品への興味が尽きない
終盤が…
美しい
音楽による癒やし
心が洗われるクラシック音楽を堪能
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