「興味深い映画でした」天使にショパンの歌声を はっしーさんの映画レビュー(感想・評価)
興味深い映画でした
音楽とケベックの歴史・自然がとても印象的で、
個人的には『●の名は』よりは現実的で
好感の持てる作品でした。
まず、ピアノや合唱の音楽が最高にきれい。
(クラシック)音楽ファンにはたまりません!
モーツアルト、バッハ、リスト、いいですよね♪
音響技術も高いのか、
ドーム型の石造りの教会独特の響きがリアルに集音されていて、
その響きを日本の映画館で堪能できます。
次に、カナダのケベックならではの情景がすばらしい。
冬の寒さが厳しいのは、カナダ東部らしい。
革命期のケベックでどのように近代化が進んでいったかも、
映像で見ることができて理解しやすいと思います。
日本からは遠い存在のケベックですが、
音楽を通してその社会の歴史や自然を知る
きっかけになればと感じました。
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