「ぼんくらCIA。」クリミナル 2人の記憶を持つ男 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
ぼんくらCIA。
ある諜報員が米軍基地の操作システムを入手した男をかくまおうとしたときに、敵にやられてしまう。
CIAとしては、その男の行方をどうしても知りたいので、諜報員の記憶を別の男に転写した。が、その男はとんでもない凶悪犯であった。
という具合に話は進んでいく。
CIAで指揮をとるゲイリー・オールドマンがほんとにぼんくらで打つ手打つ手がみな後手にまわる。
焦点をジェリコ(ケビン・コスナー)に絞ればもっとよくなったかも。
ジェリコとビル(ライアン・レイノルズ)の妻ジル(ガル・ギャドット)の交流には見るべきものがあった。
アリエル・ブロメン監督の演出は、非常に見やすく、これでCIAがもっとピシッとしていれば見応えのある作品になったにちがいない。
ケビン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ揃い踏みは、それだけで贅沢ではあった。
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