靴職人と魔法のミシンのレビュー・感想・評価
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なりすまし強盗か詐欺師を容認して良いのか?
息子が父親になって母親と逢瀬をって何か薄気味悪い。
結論は思っていたとおり。もう、終わりと思っていたら、まだ、一時間もある。
他人になりすます事に、どうしたらロマンが感じるか理解出来ない。男が男に変身するって、意図的でなければ、実存主義哲学にもなろうが、キャストを増やすばかりの無駄なストーリー。
過剰防衛の傷害致死まで犯す。
強盗
詐欺罪
傷害致死
不法侵入
ややこしいけど、味気ないファンタジー。
でも、なんとなく結末は分かって、哲学は一切ないこじつけなファンタジー。
アメリカンドリームの形成をファンタジーでと考えると怖くなる。
なんとか陰謀論と言えば、ファシズムは黙っていない。だから、ヒトラーが『100年後に復活する』って言った。この映画はそれを煽っている。
地味な変身ファンタジー
たいがいの人には変身願望があるらしい、できないことを叶えるのも映画の魅力、ヒーローへの変身物は多いが外見だけ靴の持ち主に変るという設定はユニーク。
透明人間になったら何をしたいかという妄想話は昔からあるが刺激を求めて覗き趣味に走るのが落ちだろう、スパイものでも特殊メークで敵に化けて潜入なんて常道になってしまった。
監督のトーマス・マッカーシーと脚本のポール・サドがたまたま靴の話をしていた折に思いついたらしい、では、どんな人物に変身の力を委ね、どう使わせると興味深いか、魔法の種明かしはどうするか色々知恵を絞ったのだろう。舞台はN.Y.マンハッタンのロウアー・イースト・サイド、監督も脚本家も所縁のあるよく知る地域だそうだが、洗練されたブロードウェイとは真逆の古くから移民たちが移り住み、ユダヤ文化の色濃く残る職人の街である。主人公の靴の修理人マックス(アダム・サンドラー)も最初は興味本位だったものの親孝行に活かしたり悪徳地上げ屋を懲らしめたりと靴ならぬ世直しに奔走する。その姿を認めたかのように失踪したはずの父親(ダスティン・ホフマン)が現れ正体を明かす、フリーメーソンばりの職人ギルドの大物、その後継者に息子を誘うのであった。地味な変身、先の読めない展開でB級映画かとやきもきしたが終わってみればめでたしめでたし(最後の洗濯屋のくすぐりが分からなかったのは悔しい、誰か教えて・・)。
始まりが思ったよりも暗い マフィアがどうのはイタリアっぽい そこか...
始まりが思ったよりも暗い
マフィアがどうのはイタリアっぽい
そこから一変してコミカルに(ギャングの靴底を直していた男性の息子に話の焦点が移る)
父は威厳があるけど息子は一貫してコミカル
街の高級化のために追い出されそう それを防ぐ活動の女性
金持ちの黒人男性の靴底を直していたらミシン機が壊れて先代からの古いミシン機を
女性に誘われた集会に行きたかったが、黒人男性を待っていたせいで行けなかった
ためにし直した靴を履いて見たら黒人の男性に!!(お客さん)
古いミシン機で直した靴でないと変身しない
夢中でいろんな靴を直して変身
それからいろんな人に変身して散策
ママの お父さんとのディナーをしたいという願いを叶えるためにパパの靴を治す
なりきったパパとのディナーの翌日ママが他界
ママに墓石を買うために黒人男性の時計を奪うことを画策
バレて格闘中に黒人男性を殺す
翌日 警察に自首
男性は掃除屋に片付けられてて信じてもらえなかった
靴と鞄は店に届けられていた
それを返しに行って片をつける
そこで聞いた話は街を残す活動をしているマンションを焼き払う計画
女ボスを騙して捕まえる
やっぱり隣の理髪師のおじさんがパパだった
靴を治すことは責任があることだと学んだ息子に全てを明かす
本物のジミーはカリブ海
ギャングの靴をどうのってところが伏線で、あの時にパパもギャングに関わった(変身して色々させられてた)から姿を隠していたみたい
なんか歳とったね
そーゆー役なのかもしれないけどジャックとジルの様なキレキレのアダムではない。
少し楽しみにして見たのでいい役すぎて残念でした。
ダスティンホフマンと一緒だからかなぁ…
あんなミシンがあったなら……
そのミシンで、靴を修理して履くと、靴の持ち主になれてしまう!面白いけど、靴の持ち主に鉢合わせしてしまった時のことを考えると、ちょっと恐いが、何かの役に立つなら履いちゃうかな?行方不明の父親が、靴屋の隣の床屋で、息子を見守っていたとはね。ハラハラドキドキしながら観た!
不思議だな~
「靴職人と魔法のミシン」字幕版、DVDで鑑賞。
「ピクセル」で主演ていた時とは変わって、今作のアダム・サンドラーは、もう頼りなさそうな男で、180度キャラが違ってました。
ストーリーは、以下の通り。
マックスは、ごく平凡の靴職人。日常生活が退屈で仕方がなかった彼はある日、先祖代々のミシンを使って、靴を履くと、その靴の持ち主に変身してしまう。他者の世界を体験しながらマックスは本当の自分を見つけていくという話。
感想を一言で言うと、不思議な映画でした。ミシンを使って、靴を履き変えると、その持ち主になれるなんて!本当不思議です。
コメディ要素やファンタジー要素もあって、あと少しだけサスペンス要素も入ってました。
オカマになったり、ゾンビ?になったり、イケメン男になったり、黒人のボスになったり、色んな人に変身してました。
ただ、変身してはい!終わり!というワケではありません。ちゃんとした物語はちゃんとあります。
イケメン男になって美女の家に入ってキスしたり、母親の為に失踪した父に変身し、一緒にディナーをして、親孝行したり、嫌がらせする黒人の悪党共を懲らしめたり、全体的に面白かったですね~
ちゃんとした伏線が張り巡らしていて、特にラストのシーンびっくりしましたね。。ある意味どんでん返しかな?
変身する瞬間の演出も素晴らしいですし、アダム・サンドラーの今作のキャラクターが最高でした。ぴったりです!(^^)
総じて面白かったです!とても不思議な映画ですし、最後はある意味どんでん返しでした!w
・・・まさに灯台もと暗し!!\(^o^)/
「シムキンの靴直し店」「ジミーの理髪店」
映画「靴職人と魔法のミシン」
(トーマス・マッカーシー監督)から。
原題は「The Cobbler」(靴直し店)
「shoemaker」「shoe repaire」でないところが面白い。
さて、私が気になったのは靴屋だけでなく「お店の名前」。
小さな町のストリートだからか、その理由はわからないが、
店舗の上に掲げられているお店の看板に、
「○○の○○店」と、経営者の名前が入っている点だ。
最近の日本のまちかど風景で感じることは、
店名だけの看板では、なんのお店かわからない。
だからこそ、今回場面設定されていた
「NY市ロウアー・イーストサイド 1903年」は、
「シムキンの靴直し店」「ジミーの理髪店」は新鮮だった。
お店の名前やメニュー、金額で客を引き付けるのではなく、
個人の名前で、常連客がつく経営こそ商売なのかもしれない。
こういった作品の場合、職人の主人公は正直者で不器用、と
相場が決まっているのも定番で面白い。
そう言えば、原題の「The Cobbler」って
「不器用(不注意な)職人」という意味もあるんだよなぁ。
P.S.
もう一度見直すと、理髪店ジミーの台詞が胸にしみる。
良かった
飛行機で見ました。とっても面白かったです。
つまらない真面目で暗い中年が外見が変わるだけでおちゃらけたり楽しそうにするのが良かったです。外見が変われば性格まで変わっていくものかと思いました。
こんな軽い設定なのに、ただのダサいヤンキーが意外と人を殺すような危険人物だったり、逆に主人公が殺しちゃったり行き過ぎなストーリーも笑えました。
原題が何かは知りませんが、邦題に[魔法の]とか付けてしまうだけで安っぽい映画に聞こえてしまうので残念です。
こんな靴あったら自分も欲しい!っと思わせてくれるアダム・サンドラーのブラックコメディ。
冴えない中年を演じさせたらピカイチのアダム・サンドラーの主演作。誰もが多少なりとも持っている今の自分ではない別の誰かになりたいという願望を叶えられる魔法で、アダム・サンドラーが自分を見失い、そして再発見するお話です。ハデな内容ではないけど散りばめられたネタが最後にちゃんと収束してて面白かった。良く練られた脚本だと思います。
あのお母さんの願いが切ないけど良い味出してます。最後は満足していったんだろうな。でも、マックス的にはトラウマになるよね、これって。
スティーブ・ブシェミがやたら出てくるなと思いきや最後に納得。ダスティン・ホフマンも相変わらずの安定感です。
多少ブラックコメディな所もありますが、全体的にオススメできる仕上がりでした!
素敵なシーンもあるけど…
マッカーシー監督の作品が好きで期待していましたが、ちょっと期待しすぎていたようです。ここがこういう設定だったらもっと感動するし良かったのにな〜みたいな場面が多かった。とはいえテンポも早く、サクッと見るには良い映画かもしれません。皆さんが仰るように母親へのプレゼントのシーンは素敵でした。お母さんの叶えたい夢が「お父さんとの夕食」で、お洒落してお父さんとの再会をウキウキしながら待つ姿にはほろりとしました。なんてことない「好きな人と一緒の夕食」がどれだけ幸せで貴いものなのか、ここで改めて感じさせられました。
ブシェミとマン。
先祖伝来のミシンを使って靴を御直しすると、何とその靴の
持ち主にヘンシーン!っていう大人のお伽話になるんだけど、
主人公にA・サンドラーってことは一筋縄でいかない話だろう
とすぐ察しがついちゃうもの。摩訶不思議な世界感は冒頭の
先祖達が何やかやと話している光景(ここよく分からんかった)
からの、あ~なるほど!に繋がるんだけど、じゃあそこから
楽しいファンタジーが待ち受けているのかと思うと違ってて、
どちらかというとかなりブラック満載で、笑えるかどうか^^;
靴職人さんの立場を借りれば、御直しの際に何となく分かる
らしいのだ。靴の持ち主がどんな人間でどんな生活をしてるか。
それが楽しいかどうかは別として、うだつの上がらぬ毎日を
生きている主人公には、他人に為り代われることが楽しくて
仕方なかっただろうなぁ…初めのうちは。ほんの人助けという
つもりであれこれ手を出した主人公が、やがて思わぬピンチに
遭遇するのだが…。ミステリーホラーではないので^^;最後は
無難に?終わるのだが、名優がしれっと登場して真相を語る
あのあたり…感動というより狐につままれた主人公同様呆然。
そもそも隣りの床屋がブシェミかよ~おい…^^;なんて笑って
いたのは大正解で、あれはブシェミで良かったのか!あはは。
カエル顔のバーキンおばさんも健在、場をかっさらうド迫力。
サンドラーのボケに周囲の重鎮が目立って活躍してくれるので
全然ドキドキしないけど安心して観ていられる…という感じ。
いちばんの功労者は(役の上での)メソッド・マンで、この人が
冒頭からずっと使われる^^;という様々なシーンでの顔面憑依、
サンドラーになった時のあの頼りなげな顔が愛らしいの何の!?
お見事な使い分けでございました。
(古い街並みの靴屋さんや床屋さん、何とか残して欲しいもんね)
それほどでもなかった。
予告を観た時は、すっごい面白そうだし感動もするのかなって思ったけど、そうでもなかった。
ただ、隣のおじさんが・・・はビックリ☆
変装の名人が善行をする話
正確には10.5インチのその靴の持ち主に成り切り、ニューヨークの街中や他人の家に侵入しては、正義を行ってゆくファンタジー。肉体も声色も訛りも本人そっくりになる。ただし基本、男にしかなれない。靴修理職人というユダヤ人の職業にスポットをあて、その裏側の世界をリアルかつ想像力豊かに描いている。たしかに別人が演じている他人なのに、すべてマックスにみえてくるから不思議!すべての役者の演技力と監督とスタッフの技量がなり高い。魔法のミシンは、貧乏人の味方。ストーリーがユニーク。
アダムサンドラー節全開!
「靴職人と魔法のミシン」見ました。
この映画の存在は、映画館の券売機にて鑑賞当日に知った。主演がアダムサンドラーなのに全くCMもやってないなんて有るんですね。すごく面白いから、大々的に宣伝してほしいですよ。ワイスピやハンガーゲームなんかよりよっぽど話がしっかりしてると思うし、あんなの見るならこれ見てよ。
まずこの映画、アダムサンドラーっぽさが全開すぎるし、ハマりすぎ。アダムサンドラー主演の「50回目のファーストキス」ってのがあって、彼の役所がイケイケプレイボーイだった。ぶっちゃけアダムサンドラーの顔面じゃプレイボーイには全く見えなかった。やっぱり彼は、今作のようなナヨナヨ男がぴったり。周りを固める役者もかなり良い。スティーブブシェミは久々に見たけど、ド級の安心感を放ってる。彼は不気味版ゲイリーオールドマンだ。ダスティンホフマンも最高。
笑ってる人はかなり少なかった。けどあの能力を話の中で上手く機能させてるし、結末も軽いサプライズがあって楽しめた。序盤でひたすらアダムサンドラーが遊んでて、死んだ人に変身するのも、後々2箇所に組み込まれてた。特に女に謝りに行く所は笑ってしまいました。ここで死人ネタ使う辺り、さすがでした。でもね、赤いマフラーは強調しすぎですよ。これは主人公だよってのを示すのに必要かもしれないけど、もう少し目立たない所でそれをアピールしないと。見てる人にとってはかなり気になる所ではないでしょうか。
といった具合でアダムサンドラーの魅力満載の作品で、ほっこり楽しめるコト間違いないと思います。
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