劇場公開日 2015年4月11日

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「フェイクドキュメンタリーの1つの到達点」戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章 mimiccuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5フェイクドキュメンタリーの1つの到達点

2018年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

別の白石作品の江野くんの登場にテンション上がった。瞬間移動江野とカメラマン田代で4つのミッションをクリアして工藤市川を助け出せ、しかも生配信しながら。1.ホームレス(ノロイの小林)から2体の人形を奪え。2.女性からパンツを奪ってうんこ状ゲロを人形を掛けろ。3.田代の親指と小指を切ってそれぞれを人形に埋めろ。4.上村を撃ち殺して脳みそを人形に入れろ。このミッションたちのリアルに厭な感じと気持ち悪さがバックのサイレンによってより引き立ってた。戻ってきたら、工藤と市川が入れ替わるコメディ展開。ドロッとした霊体ソーセージ。おかしくなったファイル2の上村(うー子)、江野が呼び出すファイル1の矢野、前作の劇場版のナナほか白石空間にオールキャスト。最後の個々の台詞のやり取りが、キャラの立ったいいパーティだなあ。江野くんを砲弾にして工藤バズーカで黄泉比良坂を閉じて過去改編、舞台はリブートした世界「超・コワすぎ!」へ。
コワすぎの最終章としてみたらいろいろどうかと思うが、現時点の白石作品の総決算としたらこんなに楽しいエンタメはない。

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mimiccu