「哀・兄妹」機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
哀・兄妹
名作アニメ「機動戦士ガンダム」の人気キャラ、シャア・アズナブルとその妹セイラ・マスの過去を描いた、「青い瞳のキャスバル」に続く第2弾。
サイド3から地球へ逃れ、エドワウとセイラと名を変え平穏に暮らすキャスバルとアルテイシア。が、勢力を増すザビ家の魔の手が迫る…。
副題通り。
アルテイシアを次々と不幸が襲う。
母、愛猫、そして兄…。
キャスバルもある不幸をきっかけに、激しい復讐心を宿らせる。
周囲の人々を震え上がらせる冷たさと恐ろしさ。
後の“赤い彗星”の片鱗が…。
“シャア・アズナブル”の由来も。
ザビ家で秘密裏に進められる実験。
ガンタンクに足が付き…。
モビルスーツ開発の瞬間。
ファーストと同じ音楽が使用されたり、ミライやアムロの姿も。
ラストシーンはファーストでも有名なキャスバルとアルテイシアのあのシーン。
尺は1時間。
劇的な展開は無く、本当に繋ぎのエピソード、物足りなさも感じるが、それだけファンにはあっという間の面白さでもある。
次はいよいよ…!
セイラの声を潘めぐみが担当とは憎いキャスティング。
エドワウの声は待望のあの声でファンにとっては嬉しい限りだが、若いビジュアルに老け声はちと無理矢理感が…。ここはナレーション担当で留まらせて欲しかった。
ギレン閣下はあの声のままで全然OK!(笑)
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