「B級映画っぽい作り方」キング・オブ・エジプト 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
B級映画っぽい作り方
アメリカ映画はエジプトを舞台とし神話の脚本が大好きな様だ。
映像は映画「ハムナプトラ」を思い出すCG。
CG内容ならハムナプトラのはちゃめちゃ度を超えている。
ホルスなどの変身シーンは「牙〜狼〜」と叫びたくもなるわなコレ。
映像、演出は凄いのだが、何故が面白くない展開。
ピカピカ光り過ぎ。ワクワク感も無い。変な設定詰め込み過ぎ。
こういう映画もめずらしい。
「300」主人公役ジャラルドバトラーや「パイレーツオブカリビアン」のバルボッサ役のジェフリーロイラッシュなど俳優は豪華だし、ジャラルドバトラーが悪役なのにはビックリだ。
だが、俳優の良さが出ていない。セリフも陳腐。
こういう映画もめずらしい。
吹き替え声優は有名声優が長時間の俳優の吹き替え担当。あまりセリフなどが無い中途半端俳優を日本のアイドルや若手女優らに吹き替えをやらせている。うまいとヘタのギャップが凄い。
こういう吹き替えもめずらしい。
めずらしいを連発してしまったが、逆に言えば映画に向かって自分なりにツッコミが出来る映画である。
お暇であれば期待せず見て頂きたい。意外と好評かも。
「映画はやはり良いストーリーと演出ありきだな」と思わせてくれる映画であった。
星3つ。
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