チャイルド44 森に消えた子供たちのレビュー・感想・評価
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ネタがてんこ盛り過ぎる
物語の概略だけ読むと、猟奇的連続殺人ものかと思うが、これは物語のベースとして存在し、残酷なシーンはあまり無い
むしろスターリン体制下、「楽園」と称される共産主義社会において“連続殺人などありえない”と決めつけられ、その認識を強いられる犠牲者の両親が哀れで、それに我慢ならずに捜査に動き出す主人公に対して、反体制派ではないかとの疑いがかかる…
犯罪サスペンスというより、硬直した官僚的・隣人すら信用できない共産主義社会の中で真実を見つけ出すことの困難さがストーリーのメイン
冒頭の第二次世界大戦のベルリン攻略、反逆を疑われる獣医(から派生する農民一家のエピ)やら、主人公に嫉妬する部下やら、主人公がベタ惚れの愛妻(?)のエピやら、ネタが多すぎる
あの獣医さん可哀想だったな、病院にいた動物たち飼主に引き取られたかな…なんて粗筋には99%関係ないワンシーンが気になったまま映画は終わる(笑)
アンドレイ・チカチーロ
ゾッと寒くなるほど怖い映画です
スターリンの恐怖政治がまっただ中の大戦直後ソ連で、子供の連続猟奇殺人事件が発生するが、事故で処理されていることに疑問を持ったKGB捜査官が、抹殺される恐怖を感じながら単身で真相に迫る。企業や地域でも起こりうる恨みの報復は、強権秘密組織の中で 如何に陰惨なものに変質して行くか、特定秘密保護法を許したこの国が、運用次第では恐怖政治に陥る怖さも妄想させる。監督も『デンジャラス・ラン』のスエーデン出身 若きダニエル・エスピノーサ。あの拷問シーンがトラウマとなって蘇る。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009年)のノオミ・ラパス(スエーデン生 35歳)が スターリン下の秘密警察官の妻として 明日のない絶望の罠に陥った役を好演するサスペンスミステリー。
逆境だらけの犯人追跡サスペンス
不幸要素天こ盛り
事件と主人公への関連付けが下手。
自ら所属する秘密警察に奥さんをスパイ容疑に掛けられて奈落の底に追い詰められた主人公レオが子供連続殺人事件の真相を追う。
まぁ、自分らの子供が関与しておらず、所属先に反して何故そこまで途中から事件に拘るのか意味不明な主人公夫婦ではあるが、ソ連社会情勢を踏まえたミステリーなので面白味は感じる。
しかし、シナリオがお馬鹿。
レオが個人的に最初から殺人事件を追っているのであれば国家バンザイ秘密警察の理由も分かるが、国家バンザイ秘密警察が先に動いた(依頼した)事でレオも動かざる得なくなり殺人事件に関与してるよね?
事件を導いちゃってるよね?コレ💦
「出る杭(国家の方針に邪魔になりそうな奴は)は出る前に打て‼️」なのか分からないが、国家バンザイ秘密警察(将軍と部下)がお馬鹿で、この映画内ではそんな事を考えれるとは思えない訳で、、、。
ラストも意味不明な事件の犯人とその動機。
お馬鹿な国家バンザイお馬鹿秘密警察官とのラストバトル。
「楽園(国家)に殺人は存在しない」なんて言ってる国家が馬鹿なのか?
こじつけ理由にて仕事を増やしている秘密警察が馬鹿なのか?
最後に思うのは
「庇った奥さんが凄く役に立った‼️」
夫婦の絆だけは良い。
映画だけの話と思いたい
タイトルに??
最終的にもはや誰が悪者なのか混沌としてくる展開。そして自分が殺した...
途中飽きた
後味悪い。一昔前のめちゃくちゃな世界って、信じられないけど事実なの...
阿保な僕にはファンタジーの様
ダークで超骨太な秀作ミステリー
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