64 ロクヨン 前編のレビュー・感想・評価
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前後編、一気見して来ました。前半は登場人物の感情をじっくり描いて行...
勇気ある戦い
豪華キャスト
見応えがあった。
物語の面白さや台詞の良さは原作のお陰ではあろうが、それを生きたものにするのが
役者。豪華な顔ぶれ。それぞれが(憎まれ役の憎たらしさも含め)非常に良い演技を
している。話の内容的には映像が地味になりがちな気がするが、役者たちの好演により
とにかく画面に引き付けられた。場面場面が中身の濃いものに感じられた。
台詞が物語を説明するのではなく、登場人物が心から発する言葉のように感じた。
佐藤浩市が良かったのは言うまでもないが、他の役者たちも印象的な演技を
見せてくれた。
会社勤めやその他で組織に属して働いていれば、問題の大きさは別として理不尽な事に
対峙しなければいけない時があるものだ。板挟みになったり、ウマが合わない相手がいても
上手くやっていかなければならない。誰でも経験があるであろうそんな時の気持ちを
きちんと描いていて共感できる。理解者がいてくれて精神的に救われる所もいい。
キャスト陣に惹かれます
豪華な顔ぶれ
今ひとつ伝わってこない「温度感」。
瀬々監督の仕事でなければ観に行こうとも思わなかっただろうし、実際にまぁ観なくてよかったかなと思った一本。
原作の2/3までをまとめた構成・脚本はこれ以上ないほど良い仕事だし、監督らしい静謐だけど熱を切り取る演出は堪能させていただいたが。
いかんせん役者に乗り切れなかったのがとにかく無念。
40代以上と以下で、温度差がありすぎて。
一番の感想が「若造、とりあえずまず髪を切ってこい!」だったのはどうなんだろうか。
やたら憎たらしいのが好演の証の瑛太氏の新聞記者はまだしも、髪はねハネでピアス穴だらけで警察官(元交通課、苦笑)ってどうなのよ?な榮倉氏。
何より今作で一番のミスキャスト、「眉根にしわ寄せて深刻そうな台詞言っとけばいいと思っている節がある」見飽きた演技の綾野剛氏(34歳か、歳は喰ってるんだな)。
ベテラン勢が良い演技を見せる分、そこが自分にとって作品に対してのブレーキにしかならなかったのが残念で仕方がなかった。
ことに綾野氏の演じる諏訪の存在感が…原作で年齢を言及されなかったとはいえチャラすぎるのが。
自分が三上で、仕事内容と職責を考えたら、ありえないでしょうこのチーム編成は、自分の下との間が20年以上開くって。
それだけで説得力が無くなるわ。
まぁ正直な話、原作を面白いとはサッパリ思えなかったというのはあるのは申し訳ないところではあるが。
「原作とは違ったラスト」に期待して後編も観には行くけれど、『映画史に残る傑作の誕生』では決して無いと強く思う作品。
後半が観たくなる展開!
真の命題は。
原作は未読、ドラマも残念ながら第一話までしか見ていなかった。
この前編でも色濃く描かれる広報室と記者クラブとのやり取りで、
終始がなり立てる声の大きさに耐えかねて止めてしまったのだ…。
非常に勿体なかった。主人公も原作酷似のピエール瀧だったのに。
見栄えのいい?佐藤浩市の方で十分に前編を堪能させて貰ったが、
これほど後編が待ち遠しいのも久しぶり。非常に楽しみになった。
時代背景や当時のニュース報道は確かにそうだったなと振り返り、
あの時傍らで凶悪事件が起きていたら…と空恐ろしくもなったが
真の命題は別のところにあるような気がしてならない。巧い〆方。
(被害者遺族に永瀬正敏ってのが興味を惹く。しかし豪華な競演陣)
同じ業界にいるので
原作者、舞台ともご当地である前橋市内の映画館で鑑賞。平日昼間にも関わらず結構な入りだった。
映画は、物語も演技も合格点。後編もぜひ見たいと思わせる内容だった。
難があるとすれば、主要キャストが総じて年齢とりすぎ。
役柄より、かれらの実年齢が10歳以上とってるでしょう。
40-50代前半で、存在感のある演技ができる男優がいないってことなんだろうか。
いたとしても、客を呼べる名前があるか、といえばそういうのはいないか…。
もうひとつ、佐藤浩市、いい役者だが、どうしてあの人はヘアスタイルがああなのかね?
顔がいつも一緒だ。表情は違っても、髪型がアレなんで、同じ顔に見えるんだ。
そこらヘン、冒険しての役作りをしないのは、父・三国連太郎にははるかに及ばない、と思うが。
にしても、登場人物と同業者(さて?)なので、いろいろ笑えるというか、刺さる場面もあったな。
勉強にはなった…。
後編せったい見に行きたくなる映画
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