ひとまずすすめのレビュー・感想・評価
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迷える女子に寄り添うだけの短編映画
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彼氏いない歴5年のアラサ―女子、父がボウリング場の経営者なのでお金には困っていないようだが将来に悩む日常、務める役所の戸籍課で離婚届の受理を通じて結婚には醒めている様子、そんな彼女が友人に誘われて出たコンパで知り合った無骨なガラス職人、とりあえず一歩を踏み出そうと電話を掛けようとするが、貰った名刺が風に飛ばされてしまうというエンディング・・。
予算の無い自主制作映画なので無名の役者、尺も30分の超短編、迷える女子にただ、寄り添うだけの話なのだが同年代の観客には共感を得たようで、地方の映画祭で賞を得ているそうだ。
迷ったら、ひとまずすすめという選択、止まったり逃げている人生よりはましな療法なのは間違いないが、それですら風で飛ばされる名刺のエンディングは相手を選ぶ慎重さを求めているようでもあり奥深い印象を持ちました。
柴田啓佑監督は大学では苔の研究をしていたそうだがイラン映画の「桜桃の味(1997)」に惹かれて映画学校に入学、借金まみれで映画作りをしている風変りな若手監督、人生喜劇の巨匠山田洋次監督も注目しているようです。
色んな映画があってよいという多様性という観点からは歓迎すべきところでしょうが、おじさんにしてみれば畑違い、やはりチープさが難に思えてしまいます、低評価悪しからず、ごめんなさい。
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共感した! (1件)
『結婚が幸せで、幸せを掴んだ?』
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『残り少ない人生だから、やりたい事をやらないと』
『ひとまずすすめ』なんとうらやましい。
『結婚が幸せで、幸せを掴んだ』なんて、考え方が古すぎる。男目線な話だと思う。
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