「善意欠く行動は悪しき結果を招くという映画」真夜中のゆりかご りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
善意欠く行動は悪しき結果を招くという映画
物語の展開としては、予期せぬ方向に進んでいくので関心はあるものの、ちょっとなんだか頭で拵えすぎた感はぬぐえない。
スザンネ・ビア監督は、たぶん、子どもを持つ父・母の感情を掘り下げることより、悪意ある(善意のない、と言い換えた方が適切か)
行動が、玉突きのように悪しき方向へと進んでいくことを描きたかったのだろう。
まぁ、これは前々作『未来を生きる君たちへ』からの連想なんだけれど。
なので、サスペンス映画としてはそこそこ、ドラマとしては食い足りない、といった出来栄えかしらん。
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