劇場公開日 2015年5月15日

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真夜中のゆりかごのレビュー・感想・評価

全29件中、1~20件目を表示

4.0【”幼き我が子が揺り篭の中で、激しく泣いていた理由。”物語構成の秀逸さと、劇中屡々描かれる役者の怒り、哀しみ、狼狽を浮かべたドアップの眼が印象的な親子の愛情を問うサスペンスフルな作品。】

2023年7月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■妻のアナや生後間もない息子アレクサンダーと幸せな生活を送る刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)はある日、薬物依存の男女、トリスタンとアネが育児放棄した乳児、ソーフスを見つけ、衝撃を受ける。  どうすることもできず、無力感に苛まれるアンドレアス。  だが、愛息子のアレクサンダーが”突然死”した事から、アンドレアスは、我が子とソーフスを密かに入れ替える。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・今作は、完全にデンマークの名匠スザンネ・ビア監督の鑑賞側への罠に引っ掛かった作品である。 ・まさか、アナがアレクサンダーを”揺り篭症候群”に至るまで、激しくあやしていたとは・・。 ー 確かに、序盤からアナの言動はオカシカッタ。- ・アネは警察の尋問にも”殺していない”と激しく抗議する。その際のアンドレアスを観る憎しみに満ちた目のアップ。 ・アンドレアスが、トリスタンを取り調べしている時に、言ってしまった言い間違い。”アレクサンダーを殺しただろ!”その後の、彼の狼狽する目のドアップ。 ー そして、同僚のシモンはそれに気づくのである。- <ラスト、刑事を辞めたアンドレアスが店で見かけた成長した男の子。驚きの眼で観る彼が効いた言葉。”名前は、なんていうの?””ソーフスだよ、大丈夫オジサン。”  アンドレアスが勝手に、育児不能者と決めつけていたサネは、キチンと母親として、ソーフスを育てていたのだ。  今作は、緊迫感溢れる物語の中で、親子の愛情を問うサスペンスなのである。>

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NOBU

2.5タイトルなし

2020年11月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.0ビア監督独特の目のドアップは健在

2020年10月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.0正しいことだと思ったんだ

2020年10月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

主人公のこの言葉が良かったですね あの時ああしてなかったらソーフスは死んでいたかもしれないし、何が正しいのかはわからない 胸糞ではないけど悲しい話でした

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13

2.5分かってないのは自分 結局し

2020年7月18日
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男だね。相方の話を聞き、相方を守ることに全身全霊。のつもりが、まったく相方を理解できておらず、自分の価値観の押しつけになってしまう。 分かってないのは自分。このことに気づくのは難しいですね。

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Yoichiro

4.0今を生きる我々へ

2020年6月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

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近大

3.0対極にあるもの

2020年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公が全てを受け入れる時のハレバレとした表情が良い 苦悩の表情も良い 子供がいると観るのが辛くなるかもしれません

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風花

3.5良き母

2019年11月30日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

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ミカ

4.5虐待、ネグレクト、親の愛情とは?

2019年9月18日
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アンディぴっと

4.0スサンネ・ビアさんファンになりました

2018年12月4日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0 2組の夫婦の生活と子育てを対比させ物語が進み、双方の幼子が辿る結末が、あまりにも皮肉を帯びており、悲しみでいっぱいになる。 見る側がどの役柄に感情移入させるかで見方も様々と言える程、各キャラクターの心理描写や、行動が細かく描かれ、監督の力量が感じられる。

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カメ

5.0心に突き刺さる

2018年10月21日
iPhoneアプリから投稿

9ヶ月の子の子育てど真ん中で、この作品を見ると、本当に心に突き刺さります。 全ての描写が厳しく、当分はこの作品に悩まされそうです。 どのシーンも痛いのです。 キングスレイヤーやはりイかれてた笑 あの特捜部Qの刑事がこんな犯罪者になるなんて笑 思わぬキャスティング嬉しかった。

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アリンコ

3.5痛烈な『男は結局わかってない!』ドラマ。

2018年10月14日
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サスペンスと呼べる作品ではない。 幸せで愛に溢れる家庭なのに、どこか陰鬱な一面を見せる妻。恐らく表面的なところだけしか見てない夫。 ジャンキー夫婦のうんこまみれでトイレの床に放置される赤ちゃんを見せられたら、主人公の取る行動は正義と言われても私は頷いてしまうし、その後の行動にも同情する。サネ達に育てられてたら、絶対どこかで死んでいただろうと…。 けれども、夫の取った行動は妻のためともあれどやっぱり分かってない、そうじゃない。奥さんの異様な空気をちゃんと見てくれ〜!ちゃんと話してくれ!と終始思ってしまうわけで。 愛も優しさも持っていても、それは正義や理解とは似て非なるものなんだと痛烈に訴えかけてくるドラマだと思う。

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幸ぴこ

5.0スサンネ・ビア

2016年8月5日
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やっぱりスサンネ・ビア監督すごい! はずれない。 重いけど、素晴らしい映画でした。 完璧!

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shankar

0.5劣悪な環境と幸せな環境

2016年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

寝られる

ジャンキー夫婦の赤ちゃんは子育てには衛生的にも不向きな環境だが母親には愛されて。 刑事の赤ちゃんは不自由のない幸せな環境で母親には愛されず。 赤ちゃんをすり替えるシーンの雑な演出に冷めストーリー自体にハマれず誰にも感情移入出来ず映画のLOOKも地味でTVドラマ感が。 もっと巧く演出が出来ないモンか?

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万年 東一

3.0なーる

2015年10月28日
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鑑賞方法:映画館

エーっと 思ったけど、それまで引っ掛かってたモヤモヤがスーッと取れてちょっとホッとした。

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てつ

3.0わかるんだけど

2015年8月28日
iPhoneアプリから投稿

スザンネ・ビア作品にはテーマにとても共感する。本作は母性と父性の違いと子育てに対するスタンスを取り上げているので期待していた。 子供を産んだ女性だからといって、恵まれた環境だからといって、子供に100%向き合えるわけでもなく、個人や社会の責任をも問うているが、型にはまった対比がありきたりだった。 また、ビアの「あれもこれも言いたい」という表現が、やや散漫な印象にってしまっているように感じる。

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jollyjoker

3.0女性不信者には、要注意…

煽りの「サスペンス」は期待ハズレの一本。 ただし、物語的には考えるところの多い作品。 「ゴーン・ガール」とは違った切り口で、家庭を作ることに恐怖を覚えさせる作品よ、コレは… 子供は大切、でもそれを育てる…家庭を任せる人間がど阿呆だったら? そして思いやりの名の下に、其処に対する人間もまた阿呆だったら? 両極端を切り取り、極端を描いた作品。 子供は欲しいけれど、もういいや…と後押しされたよ…涙

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

3.5北欧の裁判所?ってあんなにちゃちなの!?

2015年6月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

陰鬱なテーマに体が拒否反応を示したのか、前半睡魔に襲われる。自分で選んで観に行っておいて何だけど。

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消されるので公開しない

4.0嗚呼、びっくり!

2015年6月9日
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泣ける

悲しい

興奮

『真夜中のゆりかご』鑑賞。大好きなS.ビア監督作、いやはや、もうあっぱれ!様々な現代社会問題を盛り込んだサスペンス。これでもかと次々思わぬ展開に進み、いちいちびっくりして声を上げそうになった。悲しく胸が苦しくなったけど、ふわりと温かくさせるラストに涙が溢れた。

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きゃお◢ ◤

3.5善意欠く行動は悪しき結果を招くという映画

2015年6月5日
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鑑賞方法:映画館

物語の展開としては、予期せぬ方向に進んでいくので関心はあるものの、ちょっとなんだか頭で拵えすぎた感はぬぐえない。 スザンネ・ビア監督は、たぶん、子どもを持つ父・母の感情を掘り下げることより、悪意ある(善意のない、と言い換えた方が適切か) 行動が、玉突きのように悪しき方向へと進んでいくことを描きたかったのだろう。 まぁ、これは前々作『未来を生きる君たちへ』からの連想なんだけれど。 なので、サスペンス映画としてはそこそこ、ドラマとしては食い足りない、といった出来栄えかしらん。

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りゃんひさ