「設定が面白そうで、実は映画としては面白くは無い。」太陽 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
設定が面白そうで、実は映画としては面白くは無い。
ウイルスが原因で進化せざるを得なかった【ノクス】(吸血鬼の様に太陽の光が苦手で、子供を授かりにくくなった人間)と、ノクスによって隔離された【キュリオ】(普通の人間)の物語。
少し変わった設定で「普通ならば立場逆だろ?」と言う疑問を序盤から抱いてしまうが、心を広く持ち鑑賞。
しかし、2時間以上の長丁場。設定未満の内容であり、何も凄い事も無く終わってしまった。
頑張って観れたのは神木隆之介、門脇麦、古舘寛治などの有名俳優陣のおかげだと思う。
観終わっての感想は、「隔離されて充分な教育等受けなければ、映画の様に人間は退化するだろうな。」ぐらい。
「舞台演劇なら面白そうかな?」とも思うし、「映画でやるな」とも思えてしまった。
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しゅうへいさんのコメント
2019年7月23日
巫女雷男さん、コメントありがとうございます。
まさしく仰る通りだと思います。舞台版をスクリーンに掛けた方がましだなぁ、と(笑)
私もキャスト陣の巧い演技に大分助けられている作品だなと感じました。