「退屈。」ギャラクシー街道　つまみんさんの映画レビュー（感想・評価）

けど笑っちゃう。けどまぁ…退屈、そんな映画だった。三谷幸喜の作品って今で、起承転結がしっかりしてて、分かりやすい、何が面白いのかもハッキリ分かる作品だった。

ただ今回のは、三谷幸喜がどうかしてしまった分ではない。こーいう映画も作りたかった、という部類だろう。

実際、宇宙人や老朽化した街道にある一件のバーガー屋で巻き起こる些細な出来事、という設定が非常に面白いし、相変わらず発想力が素晴らしい。ほぅ、場面は全部バーガー屋か、挑戦するなぁ、と関心したが、

やはり、今まで通りの期待に応えるには、もっと宇宙や星のあちこちに場面を移すべきだっただろう。実際、過去アースでの劇団の思い出は、少し自分のテンションが回復した。

まぁ、別に期待に応える筋合いは無いし、これが撮りたいものなら仕方が無い。でも、仮にこれを舞台化したとしても、冒頭部分で「ん？これ…大丈夫か？ちょっと印象弱く無いか？」と心配していまう。。

西川貴教のラストは、別物で楽しめた。