踊るアイラブユー♪のレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
タイトルなし(ネタバレ)
『ガールズ・ジャスト・ウォント・トゥ・ハヴ・ファン』
『ビーナス』
『パワー・オブ・ラブ』
『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』
の4曲だけだった。
歌も口パクで、地声じゃないみたいだし、ダンスはカット多用でアクロバットな踊りはなし。
でも、シンディ・ローパーはやっぱり良いね。70歳とは!
折角、それなりの振り付け付けているんだから、踊れる俳優使うべきだと思う。
『マンマ・ミーア!』がお好きなら
マドンナ、ホイットニー・ヒューストンらの80年代ヒット・ナンバーに彩られたミュージカル。
舞台となる陽光眩しい南イタリアのプーリアの雰囲気も堪らなくいい。
名曲とリゾート気分で、浸る分には心地よい。
話の方は…
恋に奥手なヒロインがプーリアに住む自由奔放な姉に誘われる。
ヒロインにとってプーリアは初恋の人が居る思い出の地。
突然姉から婚約を発表されるが、相手は何と、そのかつての初恋の人だった…!
まだ未練ありのヒロインと元カレ。
姉はそれを知らず。
姉にも元カレが居て、未だ言い寄る。
あっちやこっちで恋の騒動。
既存の名曲ミュージカル、リゾート風景、LOVE!LOVE!LOVE!なストーリー。
底抜けに明るく、見てる分には楽しいが、他愛ないっちゃあ他愛ない。
何だか見てたら、『マンマ・ミーア!』を彷彿。
それと同じく、このノリに乗れるか乗れないか。
80代バブルへの懐古?
これまた、凄い時代錯誤の映画を観たという感想。
まるでバブル時代の日本のテレビのトレンディードラマそのままなので、今の作品だという事にビックリした。
簡単なストーリ説明すると、大学を卒業した主人公がイタリア旅行中の姉を訪ねると姉は妹の昔の彼と結婚するという。そこからのあれやこれやの物語。まずは、この姉妹のセレブぶりにビックリ(苦笑)
基本80年代に流行った楽曲に合わせて歌って踊ってという無邪気なミュージカルなんだけど、内容が『努力しないで出世する方法』という、昔のアメリカミュージカル映画タイトルの様な時代の雰囲気なので、今の時代の作品であることに愕然とした。
これは、イギリス映画だけど、イギリス映画が無理してアメリカナイズしましたという作風で、全てに於いて時代や文化に逆行した様な作品でした。
映画は時代の鏡と言われますが、こういう全く正反対の映画を観ると、避けていただけで恐らくこんな映画も沢山あるんだろうという勉強になりましたよ。
歌って踊れば人生ハッピー
80年代のスーパーヒットナンバーを揃えた、ジュークボックス型ミュー...
アイラブユーの薄っぺらさ
劇場鑑賞環境が悪かったことも少なからず、評価に入ってしまっていそうなので、あまり参考にしないでほしい。。おばちゃん6人組が後ろに来て、昆布がいるかいらないかとか葬式の準備はできている、とか愉快な話(?)ならまだ、ざわざわしてても聞いていられるが、挙げ句の果てに、へいたんな劇場であることを文句付け、私(高身長)の後ろにいるおばちゃんは、『もう私のここなんて最悪!がはは笑』という始末。少し気遣い、姿勢を悪くしてみていたら、腰が痛くなった。
そんな中での鑑賞でも、面白ければ退屈しないのだが、話の内容もなんとも古臭さを感じさせるようなものだった。また、有名な洋曲をかけてわいわいしとけばなんとかなるや!雰囲気がびんびんに伝わった。特別、壮大なセットでミュージカルを繰り広げることもなく、少し踊りながらカラオケをしている外国人達を見させられた気持ち。少しがっかり。
楽しさしかない映画!
貴方が私のことを
好きなんじゃないかってずっと思ってた
今はそれが確信に変わってるの
貴方が告白してくれる日が待ちきれない
いつもメールボックスをチェックして
落ち着かなくしてる
だって貴方が手紙をくれたり
会いに来てくれるのが
待ち切れないんだもの!
Katrina & The Waves - Walking On Sunshine
―♩―♩―♩―♩―
マンマ・ミーアが
ちょっとお姉さん世代だと感じた80年代が青春の方達へ。
テイラー(ハンナ・アーターソン)は姉のマディ(アナベル・スコーリー)に、南イタリアのプーリアに招かれます。
そこはテイラーにとっては、思い出の場所でした。
3年前に初恋を経験!でも実らず。
実はほんのちょっと期待してるんです。初恋の彼ラフ(ジュリオ・ベルーチ)に再会できることを。
でも自由奔放な姉の結婚宣言で、テイラーの夢は無残にも打ち砕かれます。なんとマディの婚約者は、その初恋の彼ラフでした!
しかも結婚は明後日!
でもテイラーもラフも、お互いに恋心が残っているような?三角関係!?と思いきや、マディのかなり年上の元カレも乱入して、まさかの四角関係に!
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ホリディ お祝いしなくちゃ
ホリディ お祝いしましょう
もし休暇がとれるなら
ちゃんと時間を作ってお祝いしなきゃ
その日だけは日常から開放されるの
もしそんなことができたら
素敵じゃない?
Madonna-Holiday
―♩―♩―♩―♩―
空港内の冒頭シーンから、やばいでしょう?ホリディは、マドンナの初ヒット曲ですよね。
前から書いてるんですが、私はこんなふうに途中歌って踊り出すタイプのミュージカルが苦手です。
でも80年代ですよ!
私はその時代は、小学校高学年から高校ですね。まさに多感な青春期。
特に邦楽より洋楽崇拝な子だったので、本作に登場する曲でノスタルジックが止まらなくなって、(なんでか知らないけど)初恋の彼の襟足とか思い出して、切なく溢れるPEAホルモンという媚薬・快楽ホルモンのせいで、むっちテンション上がる!
―♩―♩―♩―♩―
ストーリーに斬新さはありませんが、
Bananarama
Whitney Houston
Huey Lewis And The Newsと続き、
こんなふうに唄われるんです。
愛の力ほど興味深いものはないよ
大の男を泣かせたり歌わせたりするんだ
荒々しい鷹だって健気な白い鳩にする
"感じる"なんて生やさしいもんじゃない
それが愛の力なんだ
―♩―♩―♩―♩―
ええ、何の曲かお分かりですよね?
そして、
The Human League
Katrina & The Waves
はい来たThe Bangles !!!大好き!!!
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目を閉じて
手をかしてダーリン
私の胸の鼓動を感じる?
分かる?
貴方も同じように感じてくれてる?
私だけが一方的に思ってるの?
この燃える思いは
永遠の炎なの
ダーリン信じてるの
私達はこうなるべきだったって
貴方が眠っているとき
見つめてる
そしてこう思うの
貴方は私のもの
貴方も同じように感じてる?
ただ私だけが一方的に思ってるの?
それとも
この燃える思いは永遠の炎なの?
The Bangles - Eternal Flame
―♩―♩―♩―♩―
うわ、やばい。 PEAホルモン溢れ零れます。一緒に行った人のことを、好きになる自信があります。
そう本作は、誰かと一緒にでお願いしたいんです。
私は映画は一人で観に行ってますが、本当は誰かと行きたいタイプなんです。軽い暗闇恐怖症だから。
でも私と同じ濃度でPEAホルモンを出してくれる=テンション上げてくれる人が周りにいないのでしょうがない。なので、映画が始まるまで軽くパニックになりつつ待っています。
でも本作は絶対に、絶対に、絶対に、同世代の誰かと観に行ってくださいね!
だって、一緒に盛り上りたいじゃん♪
えっとー、そして誰か、私と行ってくれません(笑)?
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できれば映画館も、鼻歌OKにして欲しいんですよ。
だって、唄いますよね?
ここまで我慢できたとしても、次で絶対に唄うって!
♩♩Cyndi Lauper-Girls Just Want to Have Fun
girls they want to have fun
Oh girls
just want to have fun♩♩
女子達はマドンナ、ティナ・ターナー、シンディ・ローパー、ホイットニー・ヒューストンのコスプレで踊りまくります。あ、言い忘れましたが、レオナ・ルイスが友人の一人役で出てます。唄うシーンは僅かですが、やっぱり主役を圧倒する歌唱力と存在感です。
もちろん主役の二人も、オーデションを勝ち進んできただけあり確かな歌唱力ですよ。
この間、男子はなんのコスプレしてると思います?
例のイケメングループですよ。当時ビジュアル系は多かったけど、ルックスも歌唱力も群を抜いてました。wild boysな彼等です。
その後も、
Roxette
George Michael
Billy Idol
Aqua
Wham!で、ウキウキ感は継続します。
大人しい妹と自由奔放な姉の構図はありがちですが、80年代の名曲で、2人の、4人の揺れる心が表現され、ノスタルジックと切なさとノリが止まりません!
ほぼビルボード1位になった曲なので、私と同世代の方ならサビは唄えると思います。でもできれば事前に歌詞をチェックされると、より物語を深く感じることができますよ。
―♩―♩―♩―♩―
音楽プロデュース&作曲は『レ・ミゼラブル』で音楽プロデューサー、『フル・モンティ』でアカデミー作曲賞を受賞したアン・ダッドリーです。
タイトルはインドっぽいですが、これは80年代の邦題をイメージしたものらしいですよ。
ほらシンディの曲だって「ハイスクールはダンステリア」ワム!は「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」って謎だったじゃないですか(笑)?
でも、もっとポップなタイトルが良かったです。
お話は別として。
近年最低の1本
予告では違和感ないかな?と多少の不安ありの鑑賞。
お!「ホリディ」のジェリー・ビーンビートが鳴り、「来たぞ」と思わせる絶妙なオープニング・・・が、数分で激沈!!
ヴィネス・パルトコウとレニー・ゼルヴィガーを二日酔いにさせた様な
ハンナ・アータートンの歌の超下手なのと、今どきのPVでも絶対ない超冷めな振り付け!これマドンナは「FA▲K!」の罵声だけで済むのだろうか??
まぁ次の曲では何とか持ち返すだろうと気をしずめたが、「ヴィーナス」「パワーオブラブ」と益々沈没。「愛の残り火」なんてポルノ監督ですら、こんな演出はしねえで!!原題「Walking on Sunshine」はボーカルが男子とレオナ嬢になるんで、少しはマシだが(グラミー新人も廃れた)再度アゲアゲにはならず、曲は聞いてても寝てました・・・。そして途中退場しました。
今の子が観たらどうなのか知らんが、80’sど真ん中だった方は歓迎できないとおもいますが、自分だけですかねぇ・・・。
歌抜きにしても、映画になっていません!
こんなん公開するなら、もっと日の目を浴びたい未公開作がいっぱいあるでしょうに・・・
リチャード・カーティス監督なら全然違った英国ミュージカルになったでしょう。
軽いミュージカル。悪くいえば、PVに毛の生えたようなもの。
ハッピー♪
懐かしい曲に身を委ねていられるかしらん
まぁ昔からある他愛ない恋愛映画なので、いちいち目くじらを立てずに、懐かしい曲に身を任せて、予定調和の物語を愉しめばいいんだけれど、天邪鬼なのか、あまり楽しめませんでした。
既成曲でのミュージカルだと、ミュージカルの見どころである、セリフから歌へのスムーズな移行がたのしめません。
また、既存の歌詞をあてはめているので、歌詞で物語を進めていくという聞かせどころもなくなってしまいます。
なので、かなりのハンデを背負っているわけです。
それを補うのが、登場人物のキャラクターだったり、役者さんそのものの魅力だったりするわけですが、この映画ではその両方がありません。
主役三人に魅力がなく、それぞれにキャラクターもあまり深掘りされていないので、脇で登場する姉妹の友人のおデブのロマンス小説家や、姉の別れた恋人(こいつが超自分勝手)が出ているあいだはおもしろいけれど、主役三人だけになると途端につまらない。
盛り込まれた既成曲は耳慣れた分だけ、かえってプロモーションビデオの焼き直しに見えてしまう始末。
まぁ、いちいち目くじらを立てずに、懐かしい曲に身を任せていられればいいんだけれど、ね。
既成曲でつくられた『マンマ・ミーア!』『サンシャイン/歌声が響く街 』と比べていいのか悪いのか・・・
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